アジアセッション-ユーロドル1.07ドル台維持、ムニューシン財務長官の発言で米ドル高

2017年4月21日午前5時48分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog
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パリ銃撃事件と日曜日に開催される仏大統領選挙により、市場のリスク回避の動きが強まり、リスク逃避先の需要が増加しました。

日曜日に仏大統領選挙第1回投票を控え、市場はカウントダウンモードに入り、ユーロの動きは限定的になっています。直近の世論調査では、マクロン候補支持が24%、ルペン候補支持が21.5%、フィヨン候補支持が20%、メラション候補支持が19.5%で、かなりの接戦になっています。

本日にはユーロ圏4月PMI指数が発表予定でユーロの値動きに影響する可能性がありますが、仏大統領選挙を控えている為、値動きへの影響は限定的になる模様です。

昨日に3か月ぶりの高値1.0777まで上昇したユーロ/ドルは、本日のアジアセッションでは上昇基調を維持できず、若干下落した1.0700ドル台の狭いレンジ幅内で取引されました。欧州セッション前半に発表された仏4月PMI指数の予想を上回る結果により、ユーロ/ドルは一時1.0731ドルまで上昇しました。

昨日、ワシントンDCで開催されたイベントにおいて、ムニューシン米財務長官が年内の財政改革法案の議会通過見通しに言及したことにより、米ドルインデックスが上昇しました。

対6主要通貨での米ドルの動きを示す米ドルインデックスは、昨日の終値から若干上昇して本日をスタートしましたが、依然として主要レベルの100を下回っています。

ドル/円は昨日の上昇幅を維持し、109.30ドル付近で推移しました。アジアセッション前半では、日経済指標の好調な結果が円を上昇させました。日4月製造業PMIは前月結果の52.4より上昇した52.8でした。

ポンド/ドルには大きな動きは見られず、今週火曜日に英総選挙公表によって急騰した上昇幅を維持しています。アジアセッションでのポンド/ドルは1.2807ドル付近で取引されました。本日に発表される英3月小売売上高はポンドの値動きに影響する可能性があります。

コモディティ価格に関しては、昨日の下落したWTI原油先物が1バレル50.70ドル付近で、ブレント原油先物が1バレル53ドル台で取引されました。WTI原油先物もブレント原油先物も、下落して今週を終える模様です。

ゴールド価格は主要レベル1280ドル台付近で取引されました。今週のゴールド価格は5か月ぶりの高値1295.38ドルを更新後、下落しています。

本日これからは、英3月小売売上高、及び米4月製造業PMIが注視されるでしょう。カナダ3月消費者物価指数と米3月中古住宅販売件数も発表されます。