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感染再拡大、及び景気後退への懸念でリスクオフ
本日の市場は、刺激策による株高が一服しました。バイデン大統領が就任し、民主党政権下での大規模な支援策を改めて表明したことにより、今週の株価は急騰しました。しかしながら、利益確定だけが株価下落の要因ではありませんでした。ユーロ圏の景気後退、中国での感染再拡大、及び米国での増税への懸念により、リスクオンムードが後退しました。
ラガルドECB総裁がユーロ圏のW型景気後退リスクに言及し、ユーロ圏1月PMI指数が3か月連続で低下したことにより、最近の感染拡大による経済への短期的な影響が浮き彫りになりました。しかしながら、感染が拡大しているのは、ユーロ圏や米国だけではないようです。中国でも感染が再び拡大し、多くの地域がロックダウンに踏み切りました。
昨日の米週次新規失業保険申請件数の結果は、経済回復の鈍化を浮き彫りにしました。英、及び豪12月小売売上高の脆弱な結果も、本日のリスクオフムードの追い風となりました。
今年後半には、バイデン政権が増税を実施するとの観測により、昨日の米株式市場は、ほぼ横ばいで取引を終えました。ハイテク企業の好調な決算結果への期待により、ナスダック指数の終値だけは、約0.55%上昇しました。
本日、アジア株式市場も、欧州株式市場もほぼ株安の流れとなっています。米主要株価先物指数も下落しています。
米ドル回復、ユーロは底堅く推移
本日、米ドルが若干回復したものの、対主要通貨では、下落して今週を終える模様です。民主党政権下での大規模な財政刺激策への期待、及び財政赤字拡大により、昨年11月以来、米ドルは横ばい推移となっていました。本日の米ドル回復の背景には、リスクオフムードがあります。しかしながら、円は強弱混合の動きとなっていることから、リスクオンの上昇相場での一時的な調整に過ぎない可能性があります。
ラガルド総裁がユーロ圏内の債券スプレッドの拡大抑制の可能性を否定し、ユーロは昨日の上昇幅を維持しました。ラガルド総裁が下振れリスクが「以前ほど顕著ではない」と発言した為、市場はECBによる追加緩和の可能性に懐疑的になっている模様です。
今後の米ドルの動きは、GMT1945に予定されているバイデン大統領の発言内容次第になるでしょう、
ポンド、豪ドル、カナダドルは下落、NZドルは堅調推移
本日、ポンドとコモディティ通貨は約0.5%下落しました。NZドルは例外で、0.3%未満の下落に留まりました。NZ第4四半期消費者物価指数の予想よりも好調な結果が、マイナス金利の可能性を後退させ、NZドルが底堅く推移しました。
経済指標結果がポンドと豪ドルの上値を重くしたようです。英1月サービス業PMIは、2020年5月以来の最低水準となりました。ジョンソン首相は、当面の間、ロックダウンが解除されない見通しを明らかにしています。英国では、ワクチン接種が急速に進んでいる為、ポンドの下落幅は、他通貨よりも限定的でした。
昨日、カナダ中央銀行の総裁が大規模な量的緩和政策が必要にならない可能性を示唆したことから、カナダドルも再度上昇する可能性があります。