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静かな市場はISM非製造業景況指数待ち
欧州とアジアの主要な市場が祝日による閉場となる中、先週金曜日の米雇用統計の強い結果が、引き続き本日の世界市場にも影響を及ぼしています。米3月非農業部門雇用者数は、市場予想の66万人増を大きく上回る91.6万人増となり、米労働市場の急速な回復が浮き彫りとなりました。
迅速なワクチン接種、600ドルの個人給付、及び複数の州のロックダウン解除により、米経済が急速に回復し、米ISM製造業景況指数の強い結果にも繋がりました。
米国民の約半数近くが1回目のワクチン接種を終了し、米議会では追加の刺激策が承認される見通しです。今夏の米国は、経済の活況を享受する公算が大きくなっています。前例のない規模の財政刺激策が実施される中、ロックダウンも解除される見通しで、インフラ政策による経済効果も期待できるでしょう。
ワクチン接種で大きく後れを取っている欧州や日本と比較して、米経済の回復スピードは著しく、米ドル高は継続する模様です。法人税引き上げが米ドル安に繋がらない場合、現在の所、米ドルが下落する要因は見当たらないでしょう。
ユーロと円低迷、株価一段高
外国為替市場では、国債利回り上昇により、ユーロと円の上値の重い展開が継続しています。ユーロと円は、低金利により、キャリートレードの借り入れ通貨となりつつあるようです。
FRBがECBや日銀よりも早くに利上げを実施することがほぼ確実視されている為、投資家は低金利でユーロや円を借り入れ、米ドルに転換して運用し、拡大する金利差から利益を得ているようです。スイスフランも同様に低金利の為、借り入れ通貨として利用されています。
もう一つのポジティブな要因は、米国の祝日が明けて、本日から市場が再開する為、米株価上昇が期待できることです。S&P500の主要先物指数は約0.5%上昇してスタートする模様で、米雇用統計の強い結果を反映し、最高値を更新する可能性もあります。
しかしながら、市場のポジティブな流れの継続は、米3月ISM非製造業景況指数の結果次第でしょう。結果だけでなく、今後数か月のインフレ予測の為、物価上昇圧力に関する項目も材料視されるでしょう。
英首相がロックダウン解除計画を公表、豪中銀の政策会合に注目
本日も英市場は祝日により休場となっています。しかしながら、GMT16:00にジョンソン首相がロックダウン解除計画を公表する予定で、ポンド相場が動く可能性があります。ジョンソン首相は、旅行や現在閉鎖中のビジネス再開予定について明らかにする模様です。
英国内の迅速なワクチン接種はポンドを支え、ユーロ/ポンドは1年ぶり低水準で推移しています。市場は、英国と米国が他の地域よりも数か月早くに正常な生活に戻ると見なしつつあるようです。
しかしながら、今後ポンド安に繋がるリスクが市場では織り込まれていないようです。殆どの英国民は、オックスフォード大学が開発したワクチンを接種していますが、変異種への有効性は証明されていません。英国民が夏季休暇で海外に旅行した場合、感染の再拡大のリスクがあります。したがって、米国のワクチン接種の方が英国よりも有効性が高いでしょう。
明日には、オーストラリア準備銀行の政策会合が予定されています。オーストラリア準備銀行は、借り入れコストの据え置きを約束することにより、利回り上昇を阻止に努めるでしょう。しかしながら、豪ドルへの影響は限定的となる模様です。