XMTradingは、アメリカ合衆国の居住者にサービスを提供していません。
極限の取引を。Visa Cash App Racing Bulls F1 Teamの誇り高きオフィシャルパートナー。詳細はこちら

NZ 中銀が出口戦略を継続、NZ は1%値上がり
本日、ニュージーランド準備銀行は、2022年9月までの利上げ、及び大規模な資産購入の終了を示唆し、出口戦略に向けて一歩前進しました。しかしながら、オア総裁は、インフレ、及び雇用の目標達成には「かなりの時間と忍耐」を要すると発言し、慎重姿勢を維持しました。
2022年6月に期日を迎える1000億NZドル規模の資産買い入れプログラムに変更はありませんでした。資産購入スピードが鈍化していることから、ニュージーランド準備銀行は、期日までに1000億NZドルに達しない可能性も認めました。
ニュージーランド準備銀行の政策発表後、NZ10年債利回りは1.90%まで上昇しました。NZドルは対米ドルで3か月ぶり高値0.7316ドルまで急騰しました。
昨夜に米ドルが堅調推移したにもかかわらず、豪ドルも対米ドルで0.78ドル台目前まで上昇しました。一方、本日の他の主要通貨は対米ドル下落し、ユーロとポンドは緩やかな値下がりとなりました。
ECBによるテーパリング後退で、ユーロは下落し、しかしながら底堅く推移
ECBは、6月の政策会合でのテーパリング観測を後退させているようです。最近、複数のECBメンバーがテーパリングは時期尚早との見解を示しています。パネッタECB専務理事は、来月にもパンデミック緊急購入プログラムの段階的廃止について議論するのは早すぎると発言し、ユーロ圏国債利回りが最近の高水準から一段と低下しました。
先週のラガルドECB総裁によるハト派的発言までは、ユーロ圏国債利回りは上昇を継続していました。僅か1週間前には、マイナス0.074%まで上昇していた独10年債利回りは、マイナス0.20%に向けて低下しました。
本日は、ユーロも上昇勢いが失速し、対米ドルで1.2240ドル付近まで下落しました。しかしながら、ユーロ圏経済見通しの急激な回復が市場で完全に織り込まれていない為、ユーロは対米ドルで上昇基調を維持しています。
一方のポンドは、英経済回復のポジティブなニュースが市場で十分に織り込まれており、ポンド上昇には目新しい材料が必要でしょう。
FRBがテーパリング協議開始を示唆し、米ドル安定推移
米国債利回りの上昇により、本日の米ドルは下げ幅を若干回復させました。今後のFOMC政策会合でのテーパリング観測を背景に、国債利回りは上昇しました。昨日、クラリダFRB副総裁は、FOMC議事録の内容と同様に、「今後数回の政策会合において、資産購入ペースの縮小の議論を開始できるだろう」と発言しました。
しかしながら、クラリダFRB副総裁によるテーパリング協議の示唆に、市場は殆ど反応しませんでした。昨日に発表された米経済指標結果において、当初の想定ほどの急速な経済回復が見られなかったことが影響したようです。米4月新築住宅販売件数、及び米5月消費者信頼感指数は脆弱な結果となり、国債利回りの回復が鈍化しました。
米ドルインデックスは、昨日の4か月半ぶり低水準から僅か0.15%程回復しました。
ゴールドは上昇幅拡大
昨日の米経済指標の脆弱な結果は、FRBがインフレ上昇が一過性に過ぎないかを見極める為、インフレ上昇を容認し、現行の緩和政策を維持する見解を一段と強めました。米ドルの回復が限定的となる一方で、ゴールドが上昇しました。
インフレ懸念、米国債利回り低下、及び最近の仮想通貨の急落は、今月のゴールド価格を押し上げました。本日のゴールドは1900ドル越えを達成しました。