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インフレトレード後退
今後数年間のインフレ見通しは、市場で多数の混乱を引き起こしています。原因は、流動性供給の削減予定、及び早期利上げでインフレをコントロールする方針を示唆したFRBにあります。
今年前半に開花したインフレトレードは、長期インフレ見通し、及び国債利回りの低下で現在は後退しています。債券市場は、インフレリスクを排除しつつあり、この傾向は他の市場にも広がっています。
木材からゴールドに至るコモディティ価格も下落し、一方で米ドルは上昇を継続しています。30年債利回りの低下により、成長株も再び上昇しました。
長期国債利回りの低下は、ハイテク株や成長株の上昇要因になります。一方、短期国債利回りの動きは、バリュー株や伝統株に影響する傾向があります。したがって、昨日にナスダック指数が最高値を更新する一方で、ダウ工業株が下落した理由は明らかです。
「王者」米ドルの復活?
外国為替市場では、米ドルの需要が大幅に増加しました。米ドルのショートポジションの手仕舞いによるショートスクィーズ、及び米ドル相場の見通しの再検討が、米ドルの急激な回復を後押ししたようです。
最近、対米ドルで唯一底堅く推移している主要通貨は円です。インフレトレードの後退、及び長期国債利回りの低下は、金利差に依存しない円にとってはポジティブな要因となります。
しかしながら、今回の動きがドル/円の相場転換となる公算は小さいようです。本日、日銀は新型コロナウイルスへの対応策の延長を公表しました。日本は依然としてデフレから脱却できず、金融正常化の方向性を示したFRBから大きく後れを取るでしょう。
ポンド下落、ゴールドは若干回復
ポンドは、経済指標の脆弱な結果で再度下落しました。英5月小売売上高が予想外に低下し、経済再開の勢い鈍化への懸念が浮上しました。しかしながら、急激に増加した4月小売売上高の反動の可能性もあり、翌週に政策会合を控えるイングランド銀行にとって、懸念材料にはならないでしょう。
コモディティ市場では、本日前半にゴールドの若干の回復が見られました。しかしながら、ゴールドは4.5%下落して今週を終える模様です。FRBのタカ派的見解により、ゴールドは急落しました。流動性の削減、インフレ後退見通し、及び米ドル高も、ゴールドの下落要因です。
ゴールドが急激に下落した為、若干の調整の動きは当然の流れでしょう。しかしながら、ゴールドの長期的見通しは悪化しています。流動性増加、インフレ懸念、及び米ドル安等のゴードル高に繋がった要因は、後退しています。
本日、主要な経済指標発表は予定されていません。しかしながら、本日はクアドラブル・ウィッチング・デーの為、静かな市場になるとは限りません。本日には、オプションや先物指数の4つの満期日が重なる為、大きなニュースがなくても、市場が荒い値動きとなる傾向があります。