XMTradingは、アメリカ合衆国の居住者にサービスを提供していません。
極限の取引を。Visa Cash App Racing Bulls F1 Teamの誇り高きオフィシャルパートナー。詳細はこちら

インフラ計画の超党派合意で株価急騰
昨日、バイデン大統領は、米上院の一部超党派議員の間で、インフレ投資計画で合意したことを公表しました。これを受けて、株式市場は大きく上昇しました。今後5年間で約1兆ドル規模の予算が計画されており、主に道路や橋などへの投資となります。
超党派合意のニュースを受けて、S&P 500、及びナスダック指数は最高値を更新しました。インフレ計画の規模は、民主党の当初の提案から大幅に削減されたものの、縮小された予算は、インフレ上昇、及びFRBによる早期テーパリングへの懸念を緩和させるでしょう。
重要なことは、まだもう一つ案が残っていることです。バイデン大統領は、「人的インフラ」への投資法案が単独に可決されない場合は、拒否権の行使も示唆しています。二つ目の法案は、上院で共和党の賛成を必要としない「財政調整措置」の手続きを行う模様です。
当然ながら、共和党は財政調整措置に大きく反発しています。共和党は、一つ目の案を支持するか、或いは反対することで民主党が二つの案を財政調整措置での可決を目指すことになるかを選択する必要があります。議会承認は難航する見通しですが、株式市場が材料視するのは、経済成長、及び法人税引き上げになるでしょう。
英中銀の政策発表後の米ドルは横ばい推移、ポンド下落
外国為替市場には大きな動きはなく、米ドルは対主要通貨でレンジ幅内での取引となりました。今週のFRBのタカ派的見解は、早期テーパリング懸念を緩和させました。米ドルは、リスクオン時に下落する円に対してのみ上昇しました。
本日には、消費関連、及びFRBが重視するコアPCE等の多数の米経済指標が発表されます。そのため、米ドルがレンジ相場から突き抜ける可能性があります。米5月消費者物価指数の結果により、市場はインフレ上昇を十分に認識しています。市場は、米ドルの今後の方向性を見極める為に、米非農業部門雇用者数に注目するでしょう。
最近動きを見せている唯一の通貨はポンドです。昨日、イングランド銀行が利上げを示唆しなかった為、ポンドは下落しました。イングランド銀行は、早期の金融引き締めの示唆は回避し、実際に利上げに踏み切る前に十分な経済回復を見極めたい模様です。
政策会合の結果を受けて、利上げ観測は翌年の11月から12月に後退しました。最近のPMI指数では、経済の順調な回復が浮き彫りとなっており、今年後半には資産購入プログラム終了の可能性もあるでしょう。ポンドの長期的な見通しは、円、スイスフラン、及びユーロ等の低金利通貨に対して依然としてポジティブとなっています。
ゴールドの下落一服、FRBメンバーの発言に注目
コモディティ市場では、今週のゴールド価格は1765ドルから1795ドルの狭いレンジ幅内で推移しています。ゴールドの下落は一服し、財政赤字拡大、及びFRBが早期テーパリングに着手しない方針は、ゴールドにとってポジティブな要因となっています。
最終的には流動性供給が停止されて、米ドルが上昇する為、ゴールド上昇の長期的な継続は厳しいでしょう。
米経済指標発表に加えて、本日も多数のFRBメンバーが発言予定です。発言が予定されているのは、GMT14:00にはミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、GMT15:35にはクリーブランド連銀のカシュカリ総裁、GMT17:00にはボストン連銀のローゼングレン総裁、GMT19:00にはニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁です。