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パウエル議長は経済回復は順調との見解を示す一方で、テーパリングには慎重姿勢
昨日に終了したFOMC政策会合では、政策金利の据え置きが決定され、目標に向けて前進した認識が示されました。しかしながら、記者会見でのパウエル議長は、「完全雇用の目標到達まで程遠く、テーパリング時期決定にもうしばらく時間を要する」と発言し、月額1200ドルの債券購入プログラムの縮小には慎重姿勢を示しました。
利上げに関しては、パウエル議長は「程遠い」と改めて強調しました。テーパリング開始時期についての言及はなかったものの、デルタ変異株による感染拡大は重視されず、インフレ上昇が一過性に過ぎないのか、労働市場の回復をどれくらい押し上げることができるのかを見極めようとするFRBの姿勢が一段と鮮明になりました。
FOMC政策会合の結果、及びパウエル議長の見解から判断すると、9月ではなく、12月のテーパリング決定の可能性が大きくなっています。
下落圧力が強まり、米ドル下落
FOMC政策会合での目標に向けて「前進」した認識に反応して僅かに上昇した国債利回りは、その後のパウエル議長のハト派的見解で低下しました。米ドル下落の要因は、テーパリング時期後退の可能性だけではなかったようです。中国株式市場の混乱収束により、リスクオフムードが後退したことも、米ドル安の一因となりました。
米ドルインデックスは92.0を割り込み、4週ぶり低水準となりました。市場のリスクオンムード回復により、円の下げ幅も拡大しました。
本日もポンドの上昇が顕著で、対米ドルで1.39ドル台越えに向けて上昇しています。一方、コモディティ通貨にも回復が見られました。
中国株式市場の混乱収束、米企業の好調な決算ブームは終了の兆し?
数日間の中国株式市場での混乱後、昨日に、市場の懸念を緩和する為、中国政府が介入しました。CSI300指数は約8%急落し、その後回復しました。昨夜、中国政府が他の産業は規制強化対象にならない方針を示し、中国企業は米市場に参入できることを明らかにしました。本日のCSI300指数は、約2%回復しました。
本日のアジア株式市場は上昇し、香港株式市場は3.3%値上がりしました。米企業の好調な決算結果を受けて、欧州株式市場は上昇してのスタートとなりました。しかしながら、米主要株価先物指数は下落して推移しており、ナスダックの先物指数は下落しています。
フェイスブックの第二四半期決算は強い結果となったにもかかわらず、第3四半期、及び第4四半期の売上高鈍化予測が示され、米株価上昇の勢いを失速させました。
本日の米株式市場閉場後、アマゾンの決算が発表されます。アマゾンの四半期決算結果も、今後の売上高鈍化懸念を強める可能性があります。
本日に発表される米第2四半期GDPは、前年比8.5%増が予想されており、市場の注目を集めるでしょう。