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FRB副議長利上げに言及、米ドル上昇
金融市場は、大きな値動きとなりました。米7月全国ADP雇用者数の脆弱な結果を受けて、米ドルは一時下落しました。その数分後には、FRB副議長の利上げ示唆、及び米7月ISM非製造業景況指数の過去最高水準の結果により、米ドルは大きく回復しました。
クラリダFRB副議長は、2022年後半には利上げ環境が整う見通しを明らかにしました。更に、クラリダFRB副議長は、米経済はテーパリング開始が可能な水準に向けて回復しつつあると強調しました。これにより、数か月内のテーパリング発表の伏線を張った形になるでしょう。
クラリダFRB副議長は、FRB内の重要な地位に就いているだけでなく、中立派メンバーです。そのため、クラリダFRB副議長の発言は、FOMC内での大方の見解を表しています。実際に、クラリダFRB副議長の発言後、サンフランシスコ連銀の総裁が、利上げに関して同様の発言をしています。
テーパリングは、米ドル高の追い風になります。FRBは、緩やかに、しかしながら着実にテーパリングに向けて前進しています。現在の所、今後の市場の流れは、明日の米雇用統計の結果次第となります。FRBが次の段階に進むには、労働市場の大幅な回復が不可欠です。
大局的な流れとして、テーパリングが9月に発表されても、12月に発表されても大きな違いはないでしょう。重要なことは、FRBがECBや日銀よりも数年早く金融正常化に踏み切ることです。したがって、対ユーロと円での米ドル高の流れとなりますが、米国債利回りが回復し、米ドルが上昇するには、テーパリング協議ではなく、実質的なテーパリング実施が不可欠でしょう。
英中銀は中立的、且つ若干楽観的見解の予想
本日の主要なイベントは、イングランド銀行の政策会合になります。英経済は堅調に回復しつつあり、最近では、イングランド銀行の複数の政策担当者が刺激策の一部削減を提案していますが、実施には時期尚早でしょう。
大半の政策担当者は、刺激策の早期削減は経済回復の鈍化に繋がり、大きなリスクが伴うと判断しているようです。
本日のポンド相場は、量的緩和継続への投票結果、及び最新の経済見通しになるでしょう。量的緩和継続への投票結果は、賛成6票に対して、反対2票が予測されています。
マクロ経済の明るい見通しだけでも、ポンド上昇に繋がるかもしれません。しかしながら、量的緩和継続への反対が1票のみだった場合、ポンドは可能性があります。
ミーム株の動き再度活発化、ゴールド、及び原油価格下落
株式市場では、個人投資家によるミーム株の動きが再び活発になりました。今回は、ロビンフッドの株価が急騰し、昨日に50%の値上がりを記録しました。この日はオプション取引の初日で、大きな買い圧力で株価は急騰し、オプション取引による株価のボラティリティ上昇が再び引き起こされました。
コモディティ市場では、ゴールドの荒い値動きとなりました。米7月全国ADP雇用者数の脆弱な結果でゴールドが一時的に上昇し、米ドルが下落しました。しかしながら、その後のクラリダFRB副議長の発言で、上昇幅を失いました。
FRBがテーパリングに向けて前進する中、ゴールドのファンダメンタルズの見通しは明るくありません。テクニカル指標でも、「デッドクロス」が形成されつつあるようです。
原油相場では、昨日の米原油在庫の予想外の上昇を受けて、デルタ変異株による発展途上国の消費への影響、及び需要鈍化が懸念され、原油価格が下げ幅を拡大しました。