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米企業の四半期決算発表への関心により、市場懸念緩和
市場の関心が先週よりスタートし、好調な滑り出しとなった米企業の第3四半期決算発表に向けられている為、インフレ上昇、サプライチェーンの混乱、及び中国の経済成長失速への懸念が若干後退しました。昨日、第3四半期決済への期待を背景に、ハイテク銘柄の終値が1%以上上昇し、ナスダック指数も0.8%上昇しました。80%以上の銘柄が予想を上回る決算を報告したS&P 500も続伸し、0.3%値上がりしました。
本日の市場閉場後に発表されるネットフリックスの四半期決算では、市場の楽観ムードが試されるでしょう。ジョンソンエンドジョンソン、プロクターアンドギャンブル、及びユナイテッド航空の四半期決算発表も、市場の関心を集めるでしょう。
本日の四半期決算発表を控えて、米主要株価先物指数も上昇しています。米株高の流れによる恩恵を受けて、本日のアジア株式市場も上昇しました。国内の物流遅延、原料価格上昇、不動産業界の危機、及びエネルギー不足が中国経済失速に繋がる懸念が、予想外に早く第3四半期GDPの脆弱な結果に繋がったようです。中国恒大集団のデフォルト危機への中国政府の介入により、中国経済の危機は回避されると市場は期待しているようです。
しかしながら、欧州株式市場はより慎重な姿勢を示し、主要株価は強弱混合でのスタートとなりました。
米利上げ観測上昇で、米国債利回り低下
欧州と英国内のエネルギー不足は、市場の主要な懸念材料となっており、製造業界に影響を及ぼしている大規模な物流遅延の解消の目途は立っていません。今週に発表される米10月PMI指数は、現状把握への手がかりとなるでしょう。
米製造業界も世界的な物流遅延の影響を受けており、特に半導体分野への影響は大きく、9月鉱工業生産は1.3%減少しました。更に、労働者不足も頭痛の種となっています。しかしながら、米国内の十分な供給により、深刻なエネルギー価格上昇を回避できている為、金融政策に反映されるでしょう。
米国内のエネルギー価格が大幅に上昇せず、物価上昇圧力が一過性となった場合、FRBが利上げ時期を前倒しする公算は小さいでしょう。対照的に、英国ではエネルギー価格高騰がインフレ上昇に繋がり、インフレが長期化した場合、イングランド銀行は対応を余儀なくされるでしょう。
米鉱工業生産の発表後、FRBによる早期利上げ観測が若干後退し、米国債利回り上昇も一服しました。しかしながら、米国が他国よりも先に金融正常化に踏み切る見通しは強まりつつあり、米ドルの上値を重くしています。
米ドル下落、豪ドルとNZドル上昇
米ドルが円やスイスフラン等の安全資産を含む主要通貨に対して下落した為、米ドルインデックスは3週ぶり低水準まで低下しました。
ユーロ/ドルは1.1650ドル台越えとなり、ポンド/ドルは1.38ドル台が視野に入っています。本日前半に発表された豪中銀の議事録がハト派的内容となったにもかかわらず、豪ドルは1か月半ぶり高値まで上昇しました。世界的なインフレ上昇の流れにより、市場はハト派的な利上げ方針は予想していないようです。一方、NZ中銀は11月に0.50%の利上げが予想されています。利上げ観測により、NZドルは対米ドルで0.71ドル台越えとなり、本日最も堅調推移した通貨となりました。
ゴールドも米ドル安の恩恵を受け、1%上昇しました。
米企業の四半期決算発表に加えて、FRBメンバーの発言にも注目が集まるでしょう。