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テスラ株急伸
今週の米株式市場は好調なスタートとなりました。テスラは10万台の受注が好感され、時価総額が一時1兆ドルを突破し、株価は12.6%急伸しました。これを受けて、S&P 500は過去最高値を更新しました。テスラ株価の動きを受けて、非現実的な「ガンマスクイーズ」が引き起こされました。ショートポジションはカバーを余儀なくされ、個人投資家の取引は短期オプション取引に集中し、機関投資家はテスラ株の買い増しでのヘッジを余儀なくされました。
テスラ株の急伸だけでなく、四半期決算の楽観ムードも株高の追い風となりました。現在の所、物流遅延、及びエネルギー不足も米企業決算に大きな影響を及ぼしていないようです。更に、バイデン政権が法人税引き上げを先延ばししたことも、市場の楽観ムードに繋がりました。
おそらく、一部のポジションを整理する良い機会かもしれません。今週、民主党が合意に達した場合、株価は一段と上昇する可能性があります。しかしながら、良いニュースは十分に織り込まれているものの、リスクは依然として残っています。
インフレ見通しは一段と上昇し、利上げ時期は前倒しされています。中国経済は減速の兆しが見られ、供給とエネルギー危機は継続しています。市場の現実認識に注意が必要です。
外国為替市場も楽観ムード
決算発表シーズンによる楽観ムードは、外国為替市場にも波及し、コモディティ通貨が上昇しました。ポンドも上昇し、本日には対ユーロでパンデミック後の最高値を更新しました。株式市場の楽観ムードの加えて、明日の英予算発表での新たな投資計画もポンド高の追い風となったようです。
ユーロに関しては、最近の上昇は一服したようです。木曜日のECB政策会合では、利上げ時期が翌年に先延ばしする公算が大きくなっています。エネルギー価格高騰により、ユーロ圏内のインフレ見通しは上昇しています。しかしながら、最近のPMI指数で明らかになったように、経済回復は依然として不安定となっています。2011年の経験により、ECBはインフレ対応の為の早急な利上げは、債務危機を増長させることを認識しています。
米ドルは、対ユーロと円では上昇し、対コモディティ通貨とポンドでは下落して推移しています。
ゴールド上昇、原油高一服
コモディティ市場では、米ドル高にもかかわらず、昨日のゴールドは上昇しました。インフレ上昇の継続、及び国債利回り低下がゴールドを押し上げました。
ゴールドの見通しには、注意が必要です。ポジティブな要因としては、インフレ懸念は継続し、市場はヘッジ先を求めています。しかしながら、インフレ上昇が長引いた場合、FRBや他の中央銀行はインフレ対応に動く可能性があります。米ドルの動きが影響しますが、ゴールドは下落相場となる公算が大きいでしょう。
イランとEUは核合意再建協議を継続し、昨日の原油上昇の勢いが減速しました。現在の所、原油相場の動きは、翌週に控えるOPEC会合での増産決定次第となるでしょう。これまでの所、増産は見送られています。
本日は、米10月消費者物価指数、及びグーグルとマイクロソフトの四半期決算に注目が集まるでしょう。