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中国経済指標の脆弱な結果にもかかわらず、市場はポジティブなスタート
先週金曜日の米株高の流れを反映し、株式市場は今月をポジィティブムードでスタートしました。しかしながら、株式市場では、量的緩和縮小、及びサプライチェーン混乱による物価上昇圧力等の懸念材料が根強く残っています。
米企業の四半期決算では、S&P 500の80%以上の企業が予想を上回る結果となりました。アップルとアマゾンは例外で、部品と労働力不足により、今後の四半期の見通し悪化を先週に明らかにしたばかりです。
先週末の中国では、コスト上昇、及び広範な供給不足による産業への影響が一段と鮮明になりました。中国10月製造業PMIは、先月に続き50を下回りました。
一方、中国10月マークイット製造業PMIは50.6となり、若干好調な結果となりました。アジアの他国の製造業関連の指標は強い結果となり、感染拡大の規制緩和が製造業の回復に繋がったようです。
財政出への期待で株価上昇、しかしながら上昇継続は不透明
最近の市場ムードは、悲観的よりも、楽観的傾向にあるようです。アジア地域での規制緩和に加えて、日本や米国での財政支出も楽観的ムードの追い風となっているようです。
昨日、日本で実施された衆議院選挙では、自民党の過半数獲得により、岸田首相の続投が決まりました。岸田首相は、新型コロナウイルスの打撃を受けた経済を支援する為、財政支出を約束しています。
日経平均株価の終値は2.6%上昇し、香港と中国株式市場のみが僅かな下落となりました。米主要株価先物指数は約0.3%上昇し、欧州株式市場の上昇してのオープンとなりました。
今後数日間、株高の流れが継続するかは、水曜日のFOMC政策会合結果と米議会での経済法案の承認次第となるでしょう。
先週、バイデン大統領が経済法案の枠組みを公表し、民主党内での対立を解消し、合意に達しました。火曜日には、下院で同法案が採決されます。法案が可決される公算が大きいものの、下院で与党が僅かに過半数を維持していることを考慮すると、結果は依然として不透明です。
テーパリング発表控え、米ドルは安定推移
衆議院選挙結果で日本経済への期待が上昇したものの、市場のリスクオンの流れ回復で、本日の円は下落しました。ポンドと豪ドルは横ばい推移となり、米ドルは先週金曜日の上昇幅を拡大させました。
今週水曜日のFOMC政策会合では、テーパリングが発表される模様です。しかしながら、市場の関心は、パウエル議長のインフレ見解に向けられるでしょう。パウエル議長がインフレ長期化への懸念を示唆した場合、2022年半ばの利上げ観測が一段と上昇するでしょう。
豪中銀と英中銀の政策会合に注目
木曜日には、イングランド銀行の政策会合が予定されています。イングランド銀行のタカ派的政策への移行は、過去1か月間のポンドを安値から上昇させましたが、過去数日間のポンドは上値の重い展開となっています。米ドル高の流れだけではなく、11月利上げ観測の若干後退もポンド下落に繋がったようです。
明日のオーストラリア準備銀行の政策会合も、若干の不透明感があり、豪ドルが対米ドルで0.75ドル台越えを達成するかは、政策会合の結果次第となるでしょう。先週、オーストラリア準備銀行は、3年債利回り急騰への介入を見送った為、イールドカーブコントロール着手の公算は小さいでしょう。しかしながら、最新のフォワードガイダンスを通して、早急な利上げは行わない方針が示されるでしょう。