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強い経済指標結果で、経済成長懸念緩和、株価上昇
過去数日間、世界の株価は下落したものの、昨日に米株価が最高値を更新したことを受けて、世界の株価は上昇して今週を終える模様です。多数の米経済指標の堅調な結果、及び四半期決算の強い結果を背景に、S&P 500、及びナスダック指数は最高値を更新して引けました。
エヌビディアの好調な決算結果により、ナスダック指数は値上がりしました。一方、シスコシステムズの低調な売り上げにより株価が下落し、ダウ工業株を押し下げました。部品不足がシスコシステムズの低調な売り上げに繋がりました。第3四半期は強い結果が見られたものの、根強いサプライチェーンの混乱が第4四半期の決算に影響する可能性が材料視され、利益確定売りの動きも見られました。
インフレ上昇、及びサプライチェーンの混乱の企業収益への影響懸念が少しずつ表面化しつつあります。第3四半期の決算には脆弱な結果も若干見られたものの、世界的なサプライチェーンの混乱、及び生産コスト急騰にもかかわらず、概ね米企業の収益は底堅さを維持しました。
昨日に発表された米週次新規失業保険申請件数は、パンデミック後最低水準となり、米11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の強い結果は、底堅い米経済を改めて浮き彫りにしました。
FRBの早期利上げ観測上昇、米ドル上昇
世界経済見通しの改善への期待は、FRBや他の中央銀行による早期利上げ観測の懸念を緩和させています。昨日、アトランタ連銀のボスティック総裁は、テーパリング終了後の利上げを支持する姿勢を明らかにしました。シカゴ連銀のエバンス総裁は、ボスティック総裁ほどにはタカ派ではないものの、2022年の利上げに前向きの姿勢を見せました。
債券市場、及び株式市場は最近の利上げ観測には、殆ど反応していません。しかしながら、米ドルは上昇幅を拡大させました。米ドルインデックスは約0.5%上昇し、水曜日に記録した16か月ぶり高水準に向けて上昇しています。
ユーロとコモディティ通貨下落、原油価格安定でカナダドルは底堅く推移
最も下落した通貨はユーロでした。本日前半、ラガルド総裁が早期利上げに注意を促した後、ユーロ/ドルは1.13ドルを下回りました。多数の中央銀行がインフレ上昇に対応する為に利上げを検討している一方で、ECBは一時的なインフレ上昇に対応しない姿勢を示しています。
ユーロに加えて、ポンドとコモディティ通貨も下落しました。一方で、円とスイスフランは上昇しました。
オーストリア政府が完全なロックダウンを公表したことも、欧州市場のムードを後退させました。欧州内の新規感染者増加を受けて、ドイツも規制強化を公表しています。
ポンド、豪ドル、及びNZドルは、約0.5%値下がりしました。英10月小売売上高の予想を上回る結果は、ポンド高には繋がりませんでした。
カナダドルは、原油価格回復により、0.4%の値下がりに留まりました。米国、中国、及び他国による石油備蓄放出計画による原油相場への影響を市場は見極めようとしているようです。