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FRBや新規感染者数増加への懸念にもかかわらず、市場はポジティブムード継続
クラリダFRB副議長がテーパリングのペース加速の可能性を示唆したものの、今週の株式市場は上昇してのスタートとなり、債券市場の反応も限定的でした。先週金曜日、クラリダFRB議長は、12月政策会合でテーパリングのペース加速について協議することを提案した最初の上層部メンバーとなりました。テーパリングのペース加速については、先週にセントルイス連銀のブラード総裁と、ウォラー理事が既に言及しています。
しかしながら、市場はテーパリングのペース加速をあまり懸念していないようです。最近の米経済指標の強い結果、及び米企業の好調な決算結果が緩和剤となっている可能性があります。更に、バイデン大統領がブレイナード専務理事を次期議長に任命すると市場が予想していることも、影響しているでしょう。ブレイナード専務理事が次期議長となった場合、ハト派寄り政策が予想されます。
次期FRB議長人事は、パウエル議長続投、或いはブレイナード専務理事起用の二者択一になると市場では予想されています。明日に予定された経済対策へのバイデン大統領の発言において、次期FRB議長の人事も発表される模様です。
先行き不透明感にもかかわらず、株高継続
ダウ工業株を除いて、本日の米主要株価先物指数は、最高値の水準まで上昇しています。先週金曜日の米株式市場は強弱混合の結果となり、ナスダック総合指数、及びナスダック100のみが上昇して引けました。先週金曜日の欧州株式市場とアジア株式市場は下落したものの、本日には上昇に転じました。
しかしながら、香港株式市場、及び豪株式市場は例外で、上値の重い展開となりました。中国への懸念が香港市場に影響し、欧州内の新規感染者数増加が豪市場に影響しました。
欧州経済の先行き不透明感にもかかわらず、緩和政策延長見通しにより、欧州内のリスク資産が上昇しました。欧州内の規制強化を受けて、先週末、欧州の複数の都市ではデモ抗議活動が相次ぎました。本日より、オーストリア全土で完全なロックダウンが開始されます。
ユーロとポンドは下落
ラガルドECB総裁が早期利上げに反対姿勢を強調することで、株価上昇に繋がっています。しかしながら、その一方で、ユーロが下落し、先週金曜日のユーロ/ドルは16か月以上ぶりの安値1.1248ドルまで値を切り下げました。今年の冬も新規感染者数増加見通しで、ユーロの中短期見通しは明るくはないでしょう。
イングランド銀行が利上げ見通しを示しているものの、ポンドも同様の懸念で下落しました。先週末、イングランド銀行のベイリー総裁は利上げの必要性を示しました。しかしながら、市場はベイリー総裁の発言を完全には織り込んでいないようです。12月政策会合で、イングランド銀行が利上げを実施しない限り、ポンド/ドルが1.35ドル台を回復する可能性は低いでしょう。
豪ドル上昇、NZドル下落、カナダドルは原油価格回復で底堅く推移
利上げ実施が確実視されている中央銀行は、ニュージーランド準備銀行で、今週水曜日の政策会合において実施される見通しです。しかしながら、米ドル高の流れにより、NZドルは0.70ドル台維持が困難になっています。一方の豪ドルは、メタル価格上昇により、本日には対米ドルで0.3%値上がりしました。
原油価格が先週の下落から緩やかな回復に留まっているものの、カナダドルは若干上昇しました。米国からの要請を受けて、日本もエネルギー危機に対応する為、石油備蓄を放出する可能性を示しました。米国と複数の国による石油備蓄放出の原油相場への影響を市場は見極めようとしています。
WTI原油先物指数は、75ドル付近がサポートラインとなり、約0.5%上昇しました。
米ドルは、感謝祭を控えた今週を堅調にスタート
米ドル高の流れにより、ゴールドは下落し、1845ドル付近で推移し知恵ます。ロシアによるウクライナ侵攻の懸念にもかかわらず、その他の安全資産である円も下落しました。
明日には、欧州のPMI指数が発表され、今週木曜日は米国の感謝祭の祝日により、市場の流動性が低下するでしょう。