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テーパリング加速決定
昨日、FRBはテーパリング加速を決定し、翌年3回の利上げを示唆して、タカ派路線への変更を明確にしました。テーパリング加速決定にもかかわらず、株価は急騰し、米ドルは急落しました。予想外の市場反応の要因として、テーパリング加速がインフレ懸念を緩和させ、安全資産でヘッジしていた投資家が安全資産を売却したことが考えられます。最終的な結論として、流動性が依然として十分ある中、押し目買いの需要が急激増加したようです。
米ドルは、リスクムードの変化を反映しました。株価急騰で下落した米ドルは、安全資産の円に対してのみ上昇しました。しかしながら、大局的な流れは変わっていません。米経済は最も速いペースで回復しており、FRBは利上げに向けて動いています。ユーロや円よりも米ドルを好むキャリートレードが、米ドルを動かす主要因となるでしょう。
ECB 政策会合に注目 – テーパリングに影
本日には、ECB政策発表が予定されています。エネルギー価格急騰、及びサプライチェーンの混乱により、インフレ高進が大幅に加速しました。しかしながら、経済成長の見通し悪化は継続しています。本日に発表された独12月PMIは、経済鈍化を改めて浮き彫りにしました。オミクロン株の感染拡大による規制強化を受けて、サービス業PMIは50を割り込みました。
経済鈍化の兆しを背景に、ECBは資産購入枠をどれくらい削減するかを決定する必要があります。非常に困難な選択です。対策に講じない場合、インフレの一段の上昇リスクに直面します。一方、資産購入枠を削減しすぎると、債券市場が混乱し、利回り急騰のリスクがあります。この場合、イタリア等の大きな債務を抱える国が打撃を受けます。
したがって、ECBは妥協案として、資産購入ペースを落とし、毎月の購入枠をつき800億ユーロから400億ユーロに削減するでしょう。ユーロの反応は、資産購入枠の削減幅、及び今後の利上げ示唆次第となるでしょう。
市場がECBの見解を比較的タカ派的と見なし、ユーロが上昇した場合でも、ユーロ高が長く計測する公算は小さいでしょう。
英中銀の政策会合に注目 – 今回は利上げは見送りの可能性
本日のイングランド銀行の政策会合では、0.15%の利上げが依然として予測されています。しかしながら、利上げが決定されるかの性は低いでしょう。英経済は利上げ条件を満たすまで回復しているものの、英国内ではオミクロン株による感染が拡大しています。
したがって、本日の政策会合で政策金利の据え置きが全会一致で決定された場合、ポンドが下落する可能性があります。市場では翌年に4回の利上げが予想されている為、ポンドの反応はイングランド銀行による利上げ方針次第となるでしょう。
本日、スイス国立銀行は、政策金利の据え置きを決定しました。明日には、日銀の政策発表が予定されていますが、市場を動かす要因にはならないでしょう。トルコ中央銀行による利下げが予想されている為、トルコリラが一段と下落する模様です。