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ECBの利上げ観測上昇で、ユーロ回復
ECBの利上げ間近との観測により、本日のユーロは上昇幅を拡大させ、対米ドルで1.09ドル付近まで上昇しました。今週、複数のECBメンバーが第3四半期での利上げ、及び7月での資産購入プログラムの終了の可能性を示唆しました。量的緩和の終了時期を6月に前倒し、7月の利上げ実施を支持する声も出ています。一方、ECBのマイナス金利政策を年末までに終了する案も提示されています。
最新の世論調査で、マクロン大統領がマリールペン候補よりも大きくリードしたことも、ユーロ上昇の追い風となったようです。
本日、ワシントンで予定されているIMFのパネルディスカッションでは、ラガルドECB総裁の発言に市場の注目が集まるでしょう。パウエルFRB議長も同じパネルディスカッションに参加予定です。イングランド銀行のベイリー総裁は、IMFの別のイベントに参加予定です。
円安定推移、ラガルド総裁、パウエル議長、ベイリー総裁の発言に注目
昨日、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が5月の0.50%の利上げは堅実との見方を示した為、本日のパウエルFRB議長の発言への市場の反応は限定的となる可能性があります。イングランド銀行のベイリー総裁による利上げ方針への言及は、ポンド上昇に繋がる公算が大きいでしょう。
本日のポンド/ドルは、1.3065ドル付近での横ばい推移となっていました。ユーロ上昇は米ドルインデックスを押し下げ、米ドルは対円で僅かに上昇したに過ぎませんでした。
今週開催されているG7サミットでは、鈴木財務大臣、及び日銀の黒田総裁は、急激な円安に警戒感を示しました。しかしながら、為替介入は言及されていない為、当面の間、介入はないとの見方が広がっています。
過去数セッションでは円安が一服し、対米ドルで128円付近で推移しています。
消費者物価指数の結果で、NZドル下落、カナダドル上昇
昨日に急落した国債利回りは、本日に一部回復し、米ドルは少なくとも対豪ドルとNZドルで上昇しました。
本日に発表されたNZ第1四半期消費者物価指数は市場予想を若干下回り、NZドルは対米ドルで0.68ドル台を割り込みました。前年同期比で6.9%の伸びとなったものの、市場予想には届きませんでした。市場では、次回の政策会合での0.50%の利上げが予想されていますが、利上げ幅は予想を下回る可能性があります。
一方、昨日のカナダ3月消費者物価指数が市場予想を上回った為、カナドルは上昇しました。消費者物価指数の強い結果は、カナダ中央銀行のタカ派的方針を後押しすることになりました。
ネットフリックスの脆弱な結果後、テスラの強い結果で株価回復
外国為替市場では強弱混合の動きとなる一方で、株式市場ではポジティブなムードとなりました。本日の欧州市場は大きく上昇してスタートしました。ロンドンFTSE100は例外で、反落してのスタートとなりました。
アジア株式市場では、中国経済失速への政府の積極的な姿勢がないことに市場が落胆し、中国株価も下落しました。過去数日間、市場の関心は為替レートに向けられています。人民元は対米ドルで急落し、昨年10月以来の安値となる6.45元まで値を切り下げました。
テスラの四半期決算結果により、本日の株式市場は昨日の下落から回復する模様です。昨日、ネットフリックスの株価が35%下落し、ナスダック指数は1.2%下落しました。ダウ工業株の終値は上昇し、本日の米主要先物株価指数は上昇を示しています。
テスラの株価は時間外取引で約7%上昇している為、市場のオープン後には一段と上昇する可能性があります。昨日に発表されたテスラの第1四半期決算は、過去最高益となりました。本日には、AT&T、アメリカン航空、及びブラックストーングループの四半期決算が発表されます。