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FRB: インフレ vs 経済成長
本日、市場の最大の関心はFOMC会合に向けられます。市場では、0.75%の利上げが織り込み済みで、1%の利上げの可能性は約10%となっています。しかしながら、タカ派のウォーラー理事さえも1%の利上げは支持しておらず、FRBも株式市場へのショックは回避したい為、1%の利上げの公算は小さいでしょう。したがって、市場の反応は、パウエル議長の発言内容次第になります。
インフレが9%越えで推移する中、パウエル議長はインフレ抑制を達成する姿勢を改めて示す必要があります。しかしながら、経済指標結果が急速に悪化する中、大幅な利上げはリスクになります。経済指標結果では、インフレ上昇スピードが落ちる一方で、経済成長鈍化が浮き彫りになっています。労働者の失業率が上昇し、住宅市場の成長が鈍化しつつあります。
金融政策の効果が発揮されるには、数か月かかります。したがって、FRBが大きく動いた場合、リスクも上昇します。需要が減少する中、FRBが利上げペースを急速に落とした場合、物価上昇圧力が鈍化しつつある現状では、より深刻な景気後退を引き起こす可能性があります。これはFRBが回避したい最悪のシナリオです。
したがって、パウエル議長が利上げペースを落とすことを明確に示唆するには時期尚早で、今後の経済指標結果次第で決定する考えを示す公算が大きいでしょう。
経済成長鈍化が急速に進む中、FRBが今後の利上げ方針は経済市場結果次第とすることは、FRBの慎重姿勢、及び米ドル安の要因として市場で判断される可能性があります。
ユーロはエネルギー問題に直面
ロシア側が天然ガスの供給削減を明らかにした後、欧州の天然ガス価格が20%上昇し、今年3月以来の高値となった為、ユーロが再び下落しました。
ロシアからの供給低下への経済的影響を可能な限り回避する為、欧州では冬までの在庫確保の動きが見られます。
ユーロにとって困難な月になっています。ECBの大幅な利上げもユーロ安を阻止することができず、欧州は景気後退に直面するでしょう。エネルギー危機、及びイタリアの政情不安もユーロ安の追い風になっています。
ユーロ安の恩恵を受けている通貨は米ドルです。リスク後退の流れにもかかわらず、ポンドも若干上昇しました。豪第2四半期GDPは予想を僅かに下回り、翌週の豪利上げ観測を後退させました。GDPの低調な結果を受けて、豪ドルは一時下落したものの、その後には回復しました。
米株価回復
株式市場では、四半期決算結果、及びFRBの利上げ観測が市場を動かす要因となりました。しかしながら、閉場後のグーグルとマイクロソフトの四半期決算発表後に、流れが変わりました。グーグルとマイクロソフトの決算結果と歳入は予想を下回ったものの、グーグルの広告収入が予想を上回り、マイクロソフトは年内の売り上げ見通しを上方修正した為、時間外取引で株価が上昇しました。
強い決算結果ではなかったものの、かなり脆弱な結果が予想されていた為、リリーフラリーに繋がったようです。本日、メタも同様の結果となった場合、株価回復に繋がるでしょう。