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乱高下後、米ドルは落ち着いた動き
昨日の米ドルは動きがあったものの、本日のアジアセッションでは静かな動きとなりました。米ドルの大局的な見通しに変化は見られません。
米9月生産者物価指数が前年比では予想を下回る結果となったものの、予想を上回る回復が見られた為、米ドルは緩やかに上昇しました。これにより、本日の米9月消費者物価指数が予想を上回る可能性が浮上しています。
その数日間後に発表されたFPMC議事録を受けて、一部のトレーダーによる売却の動きが見られました。多数のFRBメンバーが消極的な対策が積極的な対策よりも打撃が大きくなることを強調していたものの、複数のメンバーは経済の深刻な悪影響のリスクを緩和させる為、今後の利上げペースを精査する必要性を指摘していました。
FOMC政策会合後、殆どのFRBメンバーはタカ派的姿勢を示していますが、市場の利上げ観測に変化は殆ど見られません。11月の0.75%の利上げの可能性は約90%となっており、翌年3月のターミナルレートは4.7%となっています。
米消費者物価指数は米利上げ観測に影響する見通し
本日の米9月消費者物価指数の結果は、市場の利上げ観測の影響を及ぼす可能性があります。米9月消費者物価指数は、前年比8.3%から8.1%への低下が予想されています。しかしながら、コア指数は、6.3%から6.5%に上昇する模様です。消費者物価指数の低下は、食品とエネルギー価格下落が要因であり、数か月前と比較して、インフレ長期化の見通しが強まっていることが浮き彫りとなりました。
生産者物価指数上昇が消費者物価指数上昇のリスクに繋がる中、予想外に強い結果は、4回連続の利上げを確実にし、年内利上げ観測は後退するでしょう。
米ドルは一段と上昇し、米ドルインデックスは20年ぶり高水準114.78を試す可能性があるでしょう。同時に、国債利回りは一段と上昇し、株価は一段と下落するでしょう。昨日の米株式市場は株安の流れとなり、ナスダック指数は2年ぶり安値を更新しました。ダウ工業株、及びS&P 500の下落も時間の問題かもしれません。
ポンド回復、しかしながら英中銀は抑制
昨日のポンドは回復し、主要通貨の中で最も上昇した通貨となりました。英フィナンシャルタイムズ紙は、イングランド銀行が緊急措置延長の用意があることを金融機関に非公式に伝えたことを報じました。ベイリー総裁が延長を否定した翌日に、このニュースが報じられたものの、イングランド銀行が延長がないことを改めて強調した為、ポンドが下落しました。
ポンドの見通しは昨日から変わっていません。市場での新政権への信頼は低く、積極的な利上げは景気後退に陥ると見なされています。したがって、ポンドの下落基調は継続する模様です。
最も下落した通貨は円です。為替介入の兆しがないまま円安が継続し、日本政府は特定の水準で介入を実施せず、下落スピードを注視しているに過ぎないと解釈されています。
日銀が為替介入を再度実施しても、金利差拡大によって、円安が再度進む公算は大きいでしょう。日銀が超緩和政策を維持する限り、円安の流れは変らないでしょう。