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米利上げペース鈍化見通しにより、米ドルは下げ幅拡大
米利上げペース鈍化見通しにより、昨日と本日前半の米ドルは下げ幅を拡大させました。昨日の米経済指標の脆弱な結果、及びカナダ中央銀行が予想を下回る0.50%の利上げを実施したことを受けて、利上げペース鈍化の見方が市場で広がりました。経済減速見通しも利上げサイクル終盤に差し掛かっている見解を後押ししました。
カナダドルは対米ドルで一時下落したものの、カナダ中央銀行がFRBを含む他の中央銀行と歩調を合わせていると解釈され、その後には素早く値を戻しました。
本日の国債利回りは回復したものの、利上げペース鈍化見通しにより、昨日の国債利回りは低下しました。11月の0.75%の米利上げは織り込まれていますが、12月の米利上げは0.50%が予想されています。
ECBは0.75%の利上げ見通し、声明文と記者会見に注目
米ドル安の流れにより、ユーロ/ドルは9月13日以来初めてパリティ越えを達成しました。本日には、ECB政策発表に市場の注目が集まります。0.75%の利上げが既に織り込まれている為、市場の反応は声明文、及びラガルド総裁の記者会見の内容次第となるでしょう。
ユーロ安がユーロ圏の貿易収支を悪化させ、複数の政策担当者はユーロ安を懸念する姿勢を示しています。したがって、一段の通貨安を阻止する為、ECBの見解がハト派寄りとなる公算は小さいでしょう。
米ドル安の流れ、及びECBが一段のユーロ安を回避する見通しにより、当面の間は、ユーロ/ドルの上昇は継続する可能性が高いでしょう。しかしながら、FRBが依然として最もタカ派的な金融政策を維持し、ユーロ圏が景気後退局面に突入しつつあることを考慮しますと、相場転換と判断するのは時期尚早でしょう。
日銀は政策維持の見通し;市場は今後の方針を見極め姿勢
明日には、市場の関心は日銀の政策会合に向けられるでしょう。先週金曜日と月曜日の為替介入を受けて、市場は日銀の金融政策変更の可能性を見極めようとしています。今回の政策会合では、政策変更は予想されていませんが、今後の方針の手がかりを掴む為、声明文、及び記者会見は注視されるでしょう。
他の主要国経済と比較して、日本のインフレは依然として低水準を維持しています。米利上げペース鈍化見通しにより、円が対米ドルで若干回復している為、日銀は現行維持の姿勢を明らかにする公算が大きいでしょう。日銀は円安対応を促す圧力を政府から受けていますが、日銀は為替政策は財務省の管轄であるとの認識を示しています。
円が若干回復する余地がありますが、今後日米の金利差が一段と拡大することを鑑みますと、ドル/円の下落は押し目買いのチャンスと見なされるでしょう。
欧州株価上昇、一方の米株価下落
昨日の欧州株価は一段と回復しました。世界の中央銀行が利上げペースを落とす可能性が織り込まれ、株価回復に繋がったようです。一方、時間外に発表されたマイクロソフトとアルファベットの決算の脆弱な結果により、米株価は下落しました。
メタプラットフォームズ、及びサムソンの決算も脆弱な結果となり、景気減速懸念が強まった為、米株式市場は下落してのスタートとなる模様です。
株式市場の見通しは引き続き不透明となっているものの、翌週のFOMC会合までは最安値を更新する可能性は低いでしょう。市場は利上げペース鈍化を期待している為、兆しが見られると、買い圧力が強まります。したがって、今後数セッション内での米株価の回復の余地も残っています。
エネルギー市場では、過去最高の米原油輸出、及び米ドル安の流れにより、昨日には原油価格が3.75%上昇しました。しかしながら、中国の需要鈍化懸念を背景に、本日には昨日の上昇幅を失ったようです。