結論(30秒でわかる)
結論
多くの
ボリンジャーバンドの
この
- ボリンジャーバンドの
仕組み (標準偏差)と 設定の 意味 - スクイーズ・エクスパンション・バンドウォークの
3つの 状態の 読み方 - エンベロープとの
違いと、 相場環境に 応じた 使い分け
ボリンジャーバンドとは:ボラティリティを可視化するバンド

ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドが
- ミドルバンド:20期間の
単純移動平均線 (SMA) - アッパーバンド:ミドルバンド +
(標準偏差 × 2) - ロワーバンド:ミドルバンド −
(標準偏差 × 2)
標準偏差は
インジケーターの
ボリンジャーバンドの計算式と標準偏差の意味

ボリンジャーバンドの
計算式
計算式: アッパーバンド = SMA
標準偏差の
- 過去20本の
ローソク足の 終値の 平均を 求める (=SMA20) - 各終値と
SMA20の 差を 求め、 それぞれを 2乗する - 2乗した
値の 合計を 20で 割る (=分散) - 分散の
平方 根を 求める (=標準偏差) - SMA20
± 標準偏差 × 2 が バンドの 位置に なる
標準偏差で分かること
統計学的には、
ポイント:
ボリンジャーバンドの設定:期間とσの選び方
ボリンジャーバンドの
期間設定の比較
|
期間 |
特徴 |
適した |
|
10 |
反応が |
スキャルピング・短期デイトレード |
|
20 |
バランスの |
デイトレード・スイングトレード全般 |
|
50 |
反応が |
スイング・ポジショントレード |
σ(偏差)設定の比較
|
σ |
バンド幅 |
用途 |
|
1σ |
狭い |
短期の |
|
2σ |
標準 |
標準的な |
|
3σ |
|
極端な |
ポイント: まずは
移動平均線の
スクイーズとエクスパンション:ボラティリティのサイクルを読む
ボリンジャーバンドの
スクイーズ(バンドの収縮)
スクイーズとは、
スクイーズの
- バンド幅が
直近数十本の なかで 最も 狭くなっている - ローソク足が
小さく、 レンジ内で 推移している - 相場参加者が
様子見の 状態である ことが 多い
ポイント: スクイーズは
エクスパンション(バンドの急拡大)

エクスパンションとは、
エクスパンションを
- バンド幅が
急激に 広がり始める - 上下バンドが
反対方 向に 開く ( 「口を 開く」ような 形) - ローソク足が
バンドの 外側に 飛び出す
エクスパンションの方向を判断する方法
スクイーズからの
- ミドルバンド
(SMA20)の 傾き:上 向きなら 上方 向の ブレイクの 可能性が 高い - ブレイク前の
価格の 位置:バンド上半分に 寄っていれば 上方 向の 優位性が ある - ダウ理論に
よる 直前の 高値・安値の 切り上げ/切り下げ - 直前の
出来高 (増加していれば本物の ブレイクの 可能性)
バンドウォーク:トレンド継続のシグナル
バンドウォークとは、
バンドウォークの特徴
上昇バンドウォークの
- 価格が
アッパーバンド付近を 這うように 上昇する - ローソク足が
ミドルバンド (SMA20)を 下回らない - バンドが
開いた 状態(エクスパンション中)が 続く
下降バンドウォークの
- 価格が
ロワーバンド付近を 這うように 下降する - ローソク足が
ミドルバンド (SMA20)を 上回らない - バンドが
開いた 状態が 続く
バンドウォーク中のトレード判断

ポイント: バンドウォーク中に
バンドウォーク中の
- バンドウォークが
続いている 間は トレンド方 向の ポジションを 維持する - 価格が
ミドルバンドまで 戻ったら 「押し目」と して 検討できる - バンドウォークが
終了する 兆候 (ミドルバンドを 明確に 割る、 バンド幅が 縮小し始める)が 出たら、 トレンド終了を 警戒する
ボリンジャーバンドの「逆張り」が危険な理由
なぜ逆張りが危険なのか
ボリンジャーバンドの
ジョン・ボリンジャー自身も
逆張りが機能する限定的な条件
ボリンジャーバンドでの
- 明確な
レンジ相場である ことが 確認できている - バンド幅が
安定しており、 スクイーズ直後ではない - サポート/レジスタンスなど他の
根拠と 重複している - RSIや
ストキャスティクスなど、 オシレーター系の 過熱シグナルが 併存している
水平線
エンベロープとは:移動平均線からの乖離幅を表示するバンド
エンベロープ
エンベロープの計算式
エンベロープの
- アッパーバンド = SMA
(N) × (1 + 乖離率%) - ロワーバンド = SMA
(N) × (1 − 乖離率%)
例えば、
ボリンジャーバンドとエンベロープの違い

ボリンジャーバンドと
|
比較項目 |
ボリンジャーバンド |
エンベロープ |
|
バンド幅の |
標準偏差 |
固定の |
|
バンド幅の |
相場の |
設定を |
|
得意な |
ボラティリティの |
平均からの |
|
代表的な |
スクイーズ→エクスパンションの |
乖離率からの |
|
バンド形状 |
ボラティリティに |
移動平均線と |
エンベロープの実践的な使い方
エンベロープは
- 平均回帰の
判断 :価格がエンベロープの 外側に 出た 場合、 移動平均線への 回帰が 期待できる (レンジ相場で 有効) - 乖離率の
確認 :価格が移動平均線から どの 程度離れているかを 視覚的に 把握 - トレンド相場の
フィルター :エンベロープの外側で 推移し続ける 場合、 強い トレンドが 発生していると 判断
エンベロープの
相場環境別のボリンジャーバンドの使い方
ボリンジャーバンドの
トレンド相場での使い方
トレンド相場では、
- バンドウォーク発生中 → トレンド方
向への 順張りを 維持 - 価格が
ミドルバンドまで 戻る → 押し目/戻りの 候補 - バンド幅が
縮小し始める → トレンドの 勢い 低下を 警戒 - 価格が
ミドルバンドを 明確に 割る → トレンド終了の 可能性
レンジ相場での使い方
レンジ相場では、
- 価格が
アッパーバンドに 接近 → 相対的に 高い 水準 ( 他の 根拠と 合わせて 売り検討) - 価格が
ロワーバンドに 接近 → 相対的に 低い 水準 ( 他の 根拠と 合わせて 買い検討) - ミドルバンドが
水平 → レンジ相場が 継続中
RSIとの
相場環境の判断にボリンジャーバンドを使う

ボリンジャーバンドは
|
バンドの |
相場環境 |
取るべきアプローチ |
|
スクイーズ中 |
保ち合い |
エントリーを |
|
エクスパンション発生直後 |
ブレイクアウト |
ブレイク方 |
|
バンドウォーク中 |
強い |
トレンド方 |
|
バンド幅が |
レンジ相場 |
バンド端+他の |
ボリンジャーバンドでよくある間違いと回避法

ボリンジャーバンドを
間違い1:バンドタッチ=反転シグナルと思い込む
前述の
回避法: バンドタッチだけで
間違い2:スクイーズ中に無理にエントリーする
スクイーズは
回避法: スクイーズ中は
間違い3:バンドウォーク中に逆張りする
バンドウォークは
回避法: バンドウォーク中は
間違い4:ボリンジャーバンドだけで完結させる
ボリンジャーバンドは
回避法: トレンド方
チェック:
- ☐ バンドの
状態(スクイーズ/エクスパンション/バンドウォーク/レンジ)を 確認しているか - ☐ バンドタッチだけで
逆張りしていないか - ☐ バンドウォーク中に
逆張りを 避けているか - ☐ スクイーズ中は
方 向が 確定するまで 待っているか - ☐ ボリンジャーバンドを
他の インジケーターと 組み合わせて 使っているか - ☐ パラメータを
検証なしに 変更していないか
まとめ
ボリンジャーバンドは
|
場面 |
ボリンジャーバンドの |
やってはいけない |
|
スクイーズ中 |
ブレイクの |
方 |
|
エクスパンション発生 |
ブレイク方 |
反対方 |
|
バンドウォーク中 |
トレンド方 |
バンドタッチで |
|
レンジ相場 |
バンド端+他の |
ボリンジャーバンドだけで |
|
エンベロープ使用時 |
乖離率から |
ボリンジャーバンドと |
ボリンジャーバンドを
次に
- MACDの
使い方 :トレンド系インジケーターとの組み合わせを 学ぶ - マルチタイムフレーム分析:複数の
時間足で ボリンジャーバンドを 活用する 方 法
関連リンク:
- インジケーター一覧と
目的別の :4ファミリーの選び方 全体 像と 組み合わせの 基本 - 移動平均線
(MA)の :ボリンジャーバンドの設定と 使い方 ミドルバンドの 基礎

