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FRBはテーパリング間近の見解示唆
米雇用統計結果へのFRBメンバーの最初の反応から判断すると、米労働市場は目標に向けて「十分な前進」をしているとFRBは見なしているようです。アトランタ連銀のボスティック総裁、及びボストン連銀のローゼングレン総裁は、月額1200億ドルの資産購入の削減を早くも9月に発表する可能性を示唆しました。リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレ率が目標の2%を既に達成しているとの認識を示したものの、雇用目標に向けてどれくらい前進したかは不透明との認識を示しました。
FRBメンバーの発言は、今月末に控えるジャクソンホール会議でのより正式な発表の地固めとなるでしょう。FRBは政策決定前に、米非農業部門雇用者数の強い結果をもう一回確認したい考えのようです。
昨日の米6月JOLT求職の予想を上回る結果も、米労働市場の回復を裏付ける結果となりました。しかしながら、FRBが米労働市場がどれくらい目標に向けて前進したかを判断する必要があるでしょう。
全体的な材料から判断すると、今年末までにFRBが資産購入の一部を削減する公算が大きいようです。債券市場の動きから、9月、11月或いは12月の政策会合でのテーパリング発表が織り込まれつつあるようです。
国債利回り回復で米ドル上昇
FRBメンバーの発言を受けて、昨日の国債利回りは、先週の下落から一段と回復しました。現在、米10年債利回りは、6か月ぶり低水準1.1270%から回復し、1.30%越えで推移しています。国債利回りの回復は、米ドル上昇要因となっています。
本日の米ドルインデックスは、7月23日以来初めて93ドル台で推移しています。ユーロは、米ドル上昇の打撃を最も受けているようです。本日のユーロ/ドルは、4か月ぶり安値1.1724ドルまで急落しました。ECBの最近のハト派的見解は、米ドルだけでなく、全ての通貨に対して、ユーロの重しとなっているようです。
昨日のポンドは、対ユーロで17か月ぶり高値まで急騰し、対米ドルでも僅かに上昇しました。原油価格も、他のコモディティ価格と同様に若干安定し、カナダドルも緩やかに上昇しました。
コモディティ価格の回復は、豪ドル上昇にも繋がり、豪7月NAB企業景況感指数による下落が相殺されました。
一方のNZドルは、翌週の利上げが予想されているにもかかわらず、下落基調を継続しています。
現在の所、コモディティ価格の下落一服
本日、銅を含むメタル価格が最近の安値から回復し、原油価格も大幅に上昇しました。WTI原油先物も2%上昇して68ドル台を回復し、ブレント原油先物も70ドル台を回復しました。
しかしながら、ゴールドは上昇を維持できず、直近では1730ドル付近を推移しています。一部の国が量的緩和縮小に向けて前進する中、ゴールドの魅力は低下しています。新型コロナウイルスの感染拡大の収束の兆しが見られず、最近では中国でのデルタ変異株の感染が拡大しているにもかかわらず、安全資産の需要増加によるゴールド上昇も見られません。
株高の流れ継続
株式市場では、アジア市場での株高の流れが欧州市場でも引き継がれました。しかしながら、米主要株価先物指数は、方向性が定まっていないようです。総じて、株式市場は、最近のテーパリング示唆に殆ど反応していません。
米企業の四半期決算の強い結果や、米上院での1兆ドル規模のインフラ投資法案採決が株高要因となっている模様です。
米上院でインフラ投資法案が可決されると、民主党は福祉拡充等に対応する3兆5000億ドル規模の支出法案についても、進める考えを示しています。予算拡大見通しがテーパリングの影響緩和に繋がっているようです。