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パウエル議長が0.50%の利上げ支持、米ドル上昇
昨日、IMFの会合において、パウエルFRB議長は5月の政策会合での0.50%の利上げへの支持を明らかにしました。パウエル議長はインフレのピークアウトに認識を示したものの、サプライチェーン問題の解決には至らないとの見方を示しました。
パウエル議長がインフレが2%の目標に戻る前に金融引き締めを実施する姿勢を示したことは、ターニングポイントになるでしょう。
パウエル議長の発言を受けて、年内に0.25%の10回の利上げが市場で織り込まれ、昨日のFF金利先物は上昇しました。
国債利回りは上昇し、米ドルは今週の下げ幅の全てを回復させました。米2年債、及び5年債利回りは3年ぶり高水準まで上昇し、今週の水曜日に2.8190%まで低下した米10年債利回りは2.95%付近まで回復しました。
国債利回り上昇を上k手、米ドルインデックスは昨日から1.1%上昇し、2年ぶり高水準となる101.04を記録しました。
ポンド急落、ユーロは若干の下落
米ドル高の流れにより、特にポンドが打撃を受けました。昨日、イングランド銀行のベイリー総裁は、利上げへの慎重姿勢を改めて示しました。
ベイリー総裁は、「インフレと景気後退回避の間で難しい舵取りを迫られている」との認識を明らかにし、イングランド銀行がFRBよりも景気後退に懸念していることが浮き彫りとなりました。
ベイリー総裁の発言を受けて、ポンド/ドルを1.29ドル台を割り込み、1年半ぶり安値を更新しました。英3月小売売上高の結果が予想を大きく下回ったことも、ポンド下落の追い風となりました。
昨日に対米ドルで1.09ドル台まで上昇したユーロは、本日には1.08ドル台まで押し戻されました。昨日のIMF会合では、ラガルドECB総裁は利上げには言及しなかったものの、今週のECBメンバーによる利上げへの言及がユーロを下支えしました。
ユーロ圏4月PMIの予想を若干うわまわる結果も、ユーロ急落を回避させたようです。
コモディティ通貨は下落、円は底堅く推移
一方、カナダ中央銀行のマックレム総裁は、0.50%以上の利上げの可能性を示唆したものの、カナダドルの上昇には繋がりませんでした。
過去24時間において、カナダドルは急落し、対米ドルで1.2673カナダドルまで値を切り下げました。その他のコモディティ通貨も下落しました。NZドルは約1%値下がりし、豪ドルは対米ドルで0.73ドル台を割り込みました。
本日、円が唯一対米ドルで底堅く推移した通貨でした。円売りの動きの一服に加えて、日米が協調して為替介入を実施する可能性に備えて、市場が慎重になっている可能性があります。
パウエル議長の発言後、株価上昇の勢い失速
昨日の米株式市場は、前半の上昇幅を失い、下落して引けました。S&P 500は1.5%下落し、ナスダック指数は2.1%下落しました。テスラ株価の3.2%の上昇は、市場全体の上昇には繋がりませんでした。パウエル議長のタカ派的発言に加えて、国債利回り上昇が成長株を下落させた為、株式市場全体は下落しました。
80%の米企業が決算結果が予想を上回ったことを明らかにした為、株価の大きな下落は回避された模様です。
直近での米主要株価先物指数は0.1%値下がりし、欧州株式市場も下落しています。