XMTradingは、アメリカ合衆国の居住者にサービスを提供していません。
極限の取引を。Visa Cash App Racing Bulls F1 Teamの誇り高きオフィシャルパートナー。詳細はこちら

中国はゼロコロナ政策にもかかわらず、感染拡大
中国国内の感染者数増加を受けて、今週の取引はリスクオフムードでスタートしました。株価は先週金曜日の下げ幅を拡大させ、米ドルインデックスは2年ぶり高水準となりました。感染拡大を受けて、上海の規制は再び強化されました。
感染者は政府の隔離施設に移動させられ、一部の地域はフェンスで閉鎖され、今までで最も厳しい規制となっています。北京市内でも感染の拡大が見られることが、市場の懸念材料となっています。
市場はウクライナ侵攻、及び世界的なサプライチェーンへの影響からまだ回復していない中、中国のゼロコロナ政策は物資不足と物価高騰に繋がり、サプライチェーンの状況を悪化させるでしょう。
本日の中国CSI300は約5%値下がりし、中国政府が目標とする5.5%の成長率達成は困難になるでしょう。
世界的に株安の流れ
サプライチェーンの悪化見通し、及び中国経済失速への懸念を受けて、世界の株価は下落しました。先週金曜日のS&P 500は2.8%値下がりし、本日のEミニ先物指数は0.9%の下落を示しています。明日にマイクロソフト、及びアルファベット等のハイテク企業の決算発表を控え、ナスダック指数の先物指数の下落は0.8%に留まっています。
欧州株価は一段と下落し、直近でのユーロストックス50は2.1%値下がりし、日経平均株価も1.9%値下がりして引けました。
パンデミック中、市場は動揺の状況に数回直面しました。しかしながら、今までとは異なるのは、中央銀行がロックダウンや経済成長鈍化に対応する為の緩和政策を実施しないことです。
米ドル上昇、マクロン大統領の勝利はユーロは荒い値動き
米国、欧州、及びオーストラリアでは刺激策の削減により、貸付コストが上昇しています。5月3日から4日に開催されるFOMC会合前のブラックアウト期間に突入する目前の先週には、パウエルFRB議長が0.50%び利上げを支持する姿勢を明らかにしました。
先週金曜日、ラガルドECB総裁も7月下旬での資産購入プログラム終了を示唆し、タカ派的見解を示しました。しかしながら、ECB内では量的緩和政策を早くも6月に終了する案も浮上しています。この場合、9月の利上げが7月に前倒しされる可能性もあります。ユーロ圏では、第3四半期での利上げが大半の見方となっており、景気後退への懸念を強めています。
現在の所、ユーロ圏4月PMI指数の結果が示すように、ユーロ圏経済は底堅く推移しています。米国と英国のサービス業PMIの脆弱な結果から、エネルギー価格高騰による消費への影響、及び経済失速が浮き彫りとなりつつあります。
昨日の仏大統領選挙でのマイクロン大統領の勝利を受けて、本日のユーロ/ドルは1.08ドル台でスタートしたものの、リスクオフムードにより約0.5%下落し、2年ぶり安値1.0705ドルまで値を切り下げました。
英経済見通し悪化を受けて、ポンドも対米ドルで19か月ぶり安値まで急落しました。
米ドルは対円で128円台まで下落したものの、米ドルインデックスは約2年ぶり高水準を更新しました。
原油とゴールドは下落
本日のコモディティ通貨は下落し、特に豪ドルは約1%下落しました。
原油価格下落にもかかわらず、カナダ中央銀行のタカ派的方針に支えられ、カナダドルは底堅く推移しました。
中国のロックダウン延長による需要への影響を背景に、本日のWTI及びブレント原油先物指数は約5%下落しました。
市場のリスクオフムードにもかかわらず、ゴールドは下落し、1915ドル付近まで値下がりしました。市場の資金は、伝統的な安全資産のゴールドではなく、米ドルや米国債に流れたようです。本日の米国債利回りは低下したものの、FRBによる積極的な利上げ方針により、米10円債利回りは高水準で推移しています。