ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年2月17日06時28分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • 基本的には上値の重たい展開が続き、150円を試す可能性はある。しかし、買い下がり戦法で臨みたい。

先週、下げ止まる動きを見せたものの、週末にかけて値を下げてきている。下値の節目として150円が存在することから、ここからは下値は限定的か。

ペンタゴンチャート上では

B点が位置する時間帯に注目したい。B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくる可能性がある。BDラインは強い下値支持線として存在している。

  • 注目日 2月26日前後

A点水準:約154円50銭  B点水準:約150円  C点水準:約157円50銭

D点水準:約150円

<ゴールド>

  • 上値が重たくなる可能性が出てきた。下落と考える。

2,900ドル台に乗せて、最高値を更新したゴールドだが、その後は高値水準でのもち合いが続いている。

ペンタゴンチャート上では

ペンタゴンのど真ん中の時間にかけて高値を示現したNY金ではあるが、ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり上値が抑えられている可能性があることに加え、右肩下がりのBCDラインが上値抵抗線として存在している。

  • 注目日 2月20日前後

A点水準:約2,920ドル  C点水準:約2,920ドル  D点水準:約2,780ドル

<ビットコイン円>

  • 下げ止まる動きを見せているものの、その動きは弱い。下落と考えたい。

1400万円台の節目で下げ止まる動きを見せている。ただし、一気に高値更新をしていく確率は低くなったと考えたい。。

ペンタゴンチャート上では

B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯で下げ止まった後は右肩上がりのBDラインに沿って値を上げている。

ここではC点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かに注目したい。

  • 注目日 2月24日前後

A点水準:約1550万円  B点水準:約1450万円  C点水準:約1700万円

D点水準:約1550万円

 


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

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