ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年6月2日06時46分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • 予想通りに反発するも上値は重かった。ここからは下値を試す動きになるが、下値は限定的。買い下がり戦略で臨みたい。

ペンタゴンチャート上は

A点が位置する時間帯が変化日となり、反発するも上値は重たく下値支持線として期待されたABラインを割り込んできた。ADラインを割り込むと、右下のペンタゴンの中に入り、ACラインを試す動きになろう。ADラインが下値支持線になることが考えられるが、割り込むと140円を割り込む可能性が出てくる。

  • 注目日 6月6日前後 

A点水準:142円50銭  B点水準:150円  C点水準:142円50銭

D点水準:150円

<ゴールド>

  • 上値を抑えられているものの、大きく値を下げることなく推移している。3,300ドルを割り込まない限り、高値を窺う動きを期待出来よう。

ペンタゴンチャート上は

上値を抑えられるものの、右肩上がりの下値支持線ACDラインを割り込むことなく推移している。したがって、ACDラインを割り込まない限り、堅調な展開が続くと考えたい。

  • 注目日 6月3日前後  

A点水準:3,150ドル  B点水準:3,350ドル  C点水準:3,280ドル

D点水準:3,350ドル

<ビットコインドル>

  • 節目での攻防戦は続く。102,500ドルを終値で割り込まない限り、強気スタンスで臨みたい。逆に、102,500ドルを割り込むと弱気が広がろう。

ペンタゴンチャート上は

B点が位置する時間帯で高値を示現後、値を下げているビットコインだが、ADラインが下値支持線として控えている。ADラインを割り込まない限り、堅調な展開が続くと考えたい。

堅調な展開が続く場合は、110,000ドルを試すことが考えられる。逆に、ADラインを割り込むと、弱気が広がり100,000ドルを割り込んでいくことになろう。

  • 注目日 6月10日前後 

A点水準:102,500ドル  B点水準:110,000ドル  D点水準:102,500ドル


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

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