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デルタ変異株への懸念後退
今週の金融市場は、荒い値動きとなりました。デルタ変異株による感染拡大が世界経済鈍化への懸念で、市場はリスクオフムードとなりました。しかしながら、その後には懸念が緩和され、リスクオンムードが強まりました。
デルタ変異株による影響は、先進国よりも、ワクチン接種率の低い新興国にとって大きいと市場は判断した模様です。感染拡大の影響を受けにくい米ハイテク銘柄が市場をけん引し、昨日のナスダック指数は最高値を更新して引けました。
世界経済の回復鈍化が米経済成長にも影響を及ぼす場合、FRBは流動性供給を延長することが予測され、ハイテク銘柄の下落は限定的となるでしょう。株式市場は金融政策に大きな影響を受ける為、多数の企業のバリュエーションも大きく上昇します。
ユーロはECB政策会合後に下落したものの、PMI指数の強い結果で安定推移
昨日、ECBは長期間の政策金利据え置きを公表し、一段とハト派的見解を示しました。今後数年間で利上げを実施する公算の大きいFRBやイングランド銀行とは異なり、ECBは金融引き締めに着手しないことを明確に示しました。
ECB政策会合中のユーロに大きな動きはなかったものの、政策会合後には下落しました。ECBと日銀は、他国の中央銀行よりも大幅に遅れて利上げを実施することが明確になりました。政策金利の乖離により、今後数年間は、対ユーロと円での米ドル高の流れが継続するでしょう。
最近発表されたユーロ圏7月PMIの強い結果は、ユーロを下支えしました。高いワクチン接種率、及び経済再開により、7月も楽観的ムードが継続し、過去20年間で最速ペースでの経済成長を示しました。しかしながら、デルタ変異株の感染拡大による経済への影響が懸念された為、ユーロの上昇は限定的となりました。
英国と米国のPMI指数発表
本日には、英国と米国の7月PMI指数も発表されます。両指標とも上昇が予測されていますが、特に米経済指標の強い結果が期待されています。今後数年間継続するインフレ計画が米議会でも承認される公算も大きく、米経済は引き続き堅調に推移するでしょう。
米ドルに関しては、翌週に控えたFOMC政策会合がリスク材料になります。市場の関心は、8月のジャクソンホール会議でテーパリング着手が公表されるか、或いは経済指標結果を見極める為に、テーパリング着手は先送りになるかに向けられるでしょう。
市場がテーパリング間近と判断した場合、米ドルが一段と上昇するでしょう。一方、市場がテーパリングはまだ先になると判断した場合、米ドルが一段と上昇するのは秋以降になるでしょう。
翌週には、大手ハイテク企業の決算が発表される為、市場の大きな関心が集まるでしょう。特に、アップル、マイクロソフト、フェイスブック、グーグル、及びテスラの四半期決算が注視され、米株高の流れに大きく影響するでしょう。