ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年5月26日06時41分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • 下げ止まりから反発上昇期待。しかし、上値は重たい。

基調はドル安円高で不変と考えているが、目先はもち合いとなることが考えられる。したがって、140円前後が下値のメド考えている。

ペンタゴンチャート上は

右肩下がりのDEラインが上値抵抗線として存在しているものの、E点が位置する時間帯を通過することに加え、下値支持線としてBEラインおよびCEラインが存在していることから、下げ止まりの動きを考えられる。ただし、上値は徐々に下がってきていることからも上値は重たい。

  • 注目日 5月28日前後  

A点水準:150円  B点水準:142円50銭  C点水準:138円

D点水準:150円  E点水準:142円50銭

<ゴールド>

  • 目先は上値を目指すものの、上値は重たい。売り上がり戦略で臨みたい。すなわち、3,300ドル台を回復したものの、トリプルトップの可能性も出てきた。

ペンタゴンチャート上は

右肩上がりのADEラインが下値支持線となり反発に転じ右肩下がりの上値抵抗線BDラインを超えてきた。しかし、C点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性がある。上値は3,450ドル、下値は3,100ドルと考えたい。

  • 注目日 5月26日前後 

A点水準:3,150ドル  B点水準:3,350ドル  C点水準:3,500ドル

D点水準:3,280ドル  E点水準:3,350ドル

<ビットコインドル>

  • 目標の110,000ドルを回復したものの、その後は反落。ただし、105,000ドルを割り込まない限り、押し目買いスタンスで臨みたい。

ペンタゴンチャート上は

右肩上がりのABラインに沿って値を上げている。しかも、B点が位置する時間帯にB点に引き寄せられた。しかし、B点が位置する時間帯に大きな陰線を示現し、値を下げ始めた。

ここでは、ADラインが下値支持線となるのか否かに注目したい。すなわち、ADラインを割り込まない限り堅調な展開が続くと考えたい。

  • 注目日 5月30日前後 

A点水準:102,500ドル  B点水準:110,000ドル  D点水準:102,500ドル


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

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