ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年7月21日07時28分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

  • 戻り高値更新から150円を狙う動き。ただし、ここからは上値は限定的と考えたい。故に、買いスタンスから売りスタンスのタイミングを計りたい。週央に注意!

ペンタゴンチャート上は

A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した後も堅調な展開が続き、上値抵抗線ADラインに到達した。

節目の150円であるACラインを窺がう動きが考えられるが、B点が位置する時間帯を週央に迎える。つまり、B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。

  • 注目日 7月23日前後  

A点水準:150円  B点水準:142円50銭  C点水準:150円

D点水準:142円50銭

<ゴールド>

  • 終値として3,400ドル台に乗せてこない限り、横這いないし上値の重たい展開が続くことになろう。したがって、売りスタンス継続で臨みたい。

ペンタゴンチャート上は

A点が位置する時間帯で下げ止まったNY金だが、その後は3,300ドル台でのもち合いとなっている。この先に右肩下がりのBCラインが上値抵抗線として存在していることから、上値を抑えられる展開になることが考えられる。

  • 注目日 7月25日前後 

A点水準:3,150ドル  B点水準:3,500ドル  C点水準:3,280ドル

<ビットコインドル>

  • 120,000ドルを前にして足踏み状態が続いている。上ヒゲの長いローソク足も出現していることから、上値の重たい展開に移行する可能性がある。売りスタンスで臨みたい。

ペンタゴンチャート上は

右肩上がりの下値支持線CEラインを割り込んではいないものの、上値抵抗線としてBEラインが存在していることに加え、先週末にD点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。特に、中心点A点の下方を通過していることから、BEラインは強い上値抵抗線として考えられる。

  • 注目日 7月30日前後 

A点水準:117,500ドル  B点水準:122,500ドル  C点水準:115,000ドル

D点水準:102,500ドル  E点水準:122,500ドル


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

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