ウィークリーテクニカル分析 川口一晃の厳選3銘柄

投稿日: 2025年8月18日08時57分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

<ドル円>

147円台を中心としたもち合いを形成しているものの上値は重たい。売りスタンスで臨みたい。

 

ペンタゴンチャート上は

150円台を示現した直後に急落し、その後はもち合いとなっているドル円はB点が位置する時間帯を通過した後も横這いが続いている。

ここではC点とCDラインに注目しておきたい。先週末にC点が位置する時間帯に到達した、したがってC点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。

また、右肩下がりのCDラインが上値抵抗線として存在していることから、CDラインに沿って上値の重たい展開が鮮明になっていくことも考えられる。

 

注目日 8月26日前後

A点水準:150円  B点水準:154円50銭  C点水準:150円

D点水準:142円50銭

<ゴールド>

高値示現から押し目を形成している。3,470ドルを超えない限り上値の重たい展開が続こう。売りスタンスで。

 

ペンタゴンチャート上は

取引時間中にADラインを超えて真上のペンタゴンの中に入ったのだが、終値でADラインを維持することは出来なかった。

ここではBDラインに注目したい。堅調な展開から高値を更新していくのであれば、右肩上がりのBDラインが下値支持線となり、割り込むことなく推移していくことが求められるからだ。逆に、BDラインを割り込むと、弱気が広がり、3,300ドルを試す動きになっていこう。

 

注目日 8月22日前後  

A点水準:3,500ドル  B点水準:3,375ドル  C点水準:3,150ドル

D点水準:3,500ドル

<ビットコイン円>

高値を更新したものの、その後は大きく値を下げ上値の重たい動きとなっている。122,500ドルを超えてこない限りは売りスタンスで臨みたい。

 

ペンタゴンチャート上は

ADラインを超えて真上に新しいペンタゴンが描き足されたものの、その後は値を下げている。

ここではB点に注目したい。先週末にB点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した。したがって、ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。週明けの動きに要注目。

また、下値支持線として存在しているBDラインを維持することが出来るのか否かにも注目したい。

 

注目日 8月25日前後

A点水準:122,500ドル  B点水準:115,000ドル  C点水準:102,500ドル

D点水準:122,500ドル


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

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