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ペンタゴンチャート上は
下値支持線ADラインを割り込み上値の重たい展開が鮮明になるのかと思いきや、C点が位置する時間帯より上昇に転じBDラインに到達した。
ここでは、ADラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、右肩上がりのADラインが下値支持線となることが期待されるからだ。
逆に、ADラインを割り込むと上値の重たい展開に移行する確率が高くなろう。
A点水準:142円50銭 B点水準:150円 C点水準:162円
D点水準:150円

3,800ドル台に乗せる場面もあったのだが、高値水準で足踏み状態から押し目を形成する可能性が出てきた。目先は値を下げる場面もあろうが、3,700ドルを割り込まない限りは、基本的には強気姿勢で臨みたい。
ペンタゴンチャート上は
堅調な展開が続いているが、先週末にはB点が位置する時間帯を通過した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。
また、右肩上がりのACラインの上方を維持することが出来たのであれば、強気の姿勢は継続したい。
A点水準:3,600ドル B点水準:3,950ドル C点水準:3,750ドル
D点水準:3,600ドル

ペンタゴンチャート上は
B点が位置する時間帯に右肩下がりのACラインに到達したビットコインだが、その後、ACEラインが上値抵抗線となり上値の重たい展開が続いている。しかも、C点が位置する時間帯と通過した後も値を下げている。この場合、105,000ドルを試す動きになっていこう。
逆にE点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、D点が位置する時間帯も変化日となり、下げ止まる可能性もある。そして、右肩上がりのBEラインも下値支持線として控えている。
この場合、115,000ドルを超えていくことが求められる。
A点水準:122,500ドル B点水準:102,500ドル C点水準:115,000ドル
D点水準:122,500ドル

金融ジャーナリスト・経済評論家
1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。
1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。
ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析
オフィシャルサイト:コレモナニカノ円
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