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ペンタゴンチャート上は
右肩上がりのABラインに沿って値を上げている。
ここではB点に注目したい。先週末にペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した。したがって、ど真ん中の時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。
堅調な展開が続くのであれは、上値抵抗線BEラインを越えていくことになろう。
逆に、BEラインが上値抵抗線となる可能性もあるが、下値は限定的であろう。
A点水準:150円 B点水準:154円50銭 C点水準:162円
D点水準:157円50銭 E点水準:150円

ペンタゴンチャート上は
大きく値を下げたNY金ではあるが、AEラインが下値支持線となり下げ止まる動きを見せている。
ここでは、AEラインに注目したい。下げ止まりから堅調な展開に移行するのであれば、AEラインが下値支持線になることが求められるからだ。
D点が位置する時間帯も変化日となり、流れが変わる可能性がある。
逆に、右肩下がりのBEラインが上値抵抗線となり、上値の重たい展開が続く可能性もある。この場合、3,900ドルを割り込んでいくことになろう。
A点水準:3,950ドル B点水準:4,100ドル C点水準:3,950ドル
D点水準:4,175ドル E点水準:3,950ドル

ペンタゴンチャート上は
上値の重たい展開が続き、下値支持線ADラインを割り込む場面もあった。
ここではADラインに注目したい。ADラインを割り込むとAEラインを試す動きが考えられる。しかし、AEラインを割り込むと『時間の逆行』が生じることから、下値は限定的であろう。換言すれば、ADラインは強い下値支持線と考えることができる。
この場合、115,000ドルまでの戻りが期待出来よう。
逆に、終値で100,000ドルを割り込むと、弱気が広がることに注意。
A点水準:102,500ドル B点水準:122,500ドル C点水準:110,000ドル
D点水準:102,500ドル E点水準:90,000ドル

金融ジャーナリスト・経済評論家
1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。
1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。
ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析
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