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2025年の最終取引日
2025年最後の取引セッションが始まりましたが、米国株は強気派が期待していた土壇場のラリーを見せることができていません。3会合連続となる25bpの利下げを決定した12月10日のFOMC会合の議事要旨は、FRBの二重の使命である物価安定と雇用最大化を巡る継続的な議論を改めて確認する内容でした。
FRBメンバーの間では、インフレ見通しや、追加金融緩和がすでに高水準にある物価圧力を一段と強めるリスクについて意見が分かれています。一方で、多くのメンバーが労働市場に下振れリスクがある点では意見が一致しています。一部の弱気な見方とは異なり、FRBは連続利下げに向けた「自動操縦」状態にあるようには見えません。経済指標結果が流れを大きく変えない限り、現時点では1月下旬の会合は「実際に動く」会合にはならないでしょう。
なお、来週の経済指標カレンダーは、ISM製造業・非製造業PMI、ADP雇用報告、非農業部門雇用者数など、重要な米指標が目白押しです。加えて、FRBメンバーの発言も活発化すると見込まれています。
米株は下落、米ドルは底堅く推移
今週の米国株式指数は総じて下落しており、ラッセル2000指数が最も大きな下げを記録し、市場のサンタラリーへの期待を裏切る形となりました。S&P500指数の調整は、一般消費財と素材株が主導しており、エネルギーセクターは数少ない例外として2週連続で上昇しています。
興味深いことに、テクノロジー株やAIへの注目が高いにもかかわらず、ナスダック100指数の年初来上昇率は22%にとどまり、DAX40指数や複数のアジア株指数を下回る結果となりました。一方、S&P500は年初来で17%上昇しており、通信とテクノロジーセクターが相場をけん引しました。対照的に、不動産株と生活必需品株は2025年に大きく出遅れ、上昇率はわずか1~2%に留まりました。これは、米国経済が依然として景気拡大の後半局面にあることを裏付けています。
その一方で、2025年は米ドルにとって困難な年でした。しかし今週は、予想ほどハト派的ではなかったFOMC議事要旨や、比較的堅調な中国PMIが2026年の経済改善期待を高めたことを背景に、米ドルは全面高となっています。
ゴールド下落の主因はシルバーの不安定な動き
このドル高の流れが、ゴールドの調整を促している可能性もあります。ゴールド価格は今週4.5%下落しており、これは2024年11月中旬の米大統領選挙直後の週以来の大幅な週間下落となります。
流動性の薄さ、地政学的要因、そして長期の銀行休業期間にはゴールドをロングで保有する投資家が多いことを考慮しますと、今回の調整の主因はシルバーの不安定な値動きである可能性が高いようです。
火曜日に見られたほぼ全戻しの反発は本日ですべて打ち消され、シルバーは72ドル水準の維持に苦戦しているようです。前述の通り、過去3か月でシルバーは投機的な商品へと変貌し、急騰する一方でバブル的な兆候も示しています。
最近の暗号資産のパフォーマンスを見る限り、シルバーはビットコインの注目を奪ったとさえ言えるかもしれません。2024年に爆発的な上昇を遂げた後、暗号資産の王者ビットコインは2025年を6%下落で終える見通しですが、これは今年59%下落したカルダノなどのアルトコインと比べれば、はるかにましな成績です。
サンタラリーが見られないことは、来年の株式パフォーマンスに何を意味するのか?
伝統的に投資家は新年最初の1週間の株式市場の動きを、その年全体の相場を予測する手がかりとして注視してきました。これは比較的高い精度を持つ指標であり、S&P500指数が年初をプラスでスタートした年のうち、77%の年で年間を通じて大きな上昇を記録しています。
興味深いことに、私たちはこの分析を各年の「最後の5営業日」における株価パフォーマンス、いわゆるサンタラリーの一形態の予測力にまで広げました。その結果、S&P500指数の年末5日間のパフォーマンスがマイナスの場合、現在がまさにその状況ですが、2026年に同指数がプラスのリターンを達成する確率は少なくとも75%に達することが判明しています。