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・ベネズエラの情勢は原油価格の重荷もゴールド上昇へ
・米ドルは今年好調なスタート、暗号資産も回復の兆し
・本日は米ISM製造業調査の発表、今週は重要な経済データが目白押し
・金曜日の非農業部門雇用者数を前にFRBメンバーの発言続く

今週は米経済データの発表が目白押し
今年初めての週5日の取引が始まり、市場はホリデーモードから、経済カレンダーに注目しています。ホリデーシーズンの2週間は、経済データの発表もわずかで静かでしたが、本日は、米ISM製造業PMI調査の発表があり、多少の改善が見られると予想されています。水曜日には、ISMサービス業PMI調査と12月のADP雇用レポートの発表があり、金曜日の重要な非農業部門雇用者数を前に、米経済の貴重な情報が提供されることになるでしょう。
トランプ大統領の行動に注目集まる
しかし、本日の焦点は、週末に起こったベネズエラに関する情勢となります。最近の米国とベネズエラの間での激しい対立の後、ベネズエラのマデュロ大統領は米国に移送され、現在複数の法的措置を控えています。市場は、ベネズエラの広大ながら未開発の原油埋蔵量を考慮し、「これから」の動きに注目しています。
米企業が新たな油井を開発し、老朽化するインフラを改善することで、石油生産の増産が見込まれるということは、今年既にマイナスな石油供給状況に拍車をかけています。その結果、原油市場への初期反応はネガティブとなり、WTI原油価格は57ドル台でのとどまりを試みており、2025年7月30日の下降トレンドライン突破を試みた12月下旬の動きが帳消しとなりました。
特に、トランプ大統領はベネズエラでの「成功」を受けて、「食欲は食べれば出てくる」との例えを体現しているようで、人気のない政策でも実行すれば支持を得られると考えているようで、デンマーク首相からの脅迫停止への呼びかけも無視し、グリーンランド併合への望みと必要性を繰り返したり、現キューバ政府の崩壊を予言したり、マデュロ大統領と同じ罪で告発されているコロンビア大統領に対しても同様な措置を取ると脅しました。
ゴールドと暗号資産は上昇、米ドル上昇は一段落
地政学上の出来事と米国による今後の脅しによって、ゴールドは4,420ドルに向けて上昇し、投資家の心変わりというよりは、シルバーの調整によって主に牽引された12月下旬の売りから回復しています。さらに、暗号資産も今年は主に恩恵を受けている資産の一つのようで、ビットコインとイーサはともに既に5%から6%上昇しています。
同様に、米ドルは今年上昇基調でのスタートとなり、本日も全般的に上昇しています。現時点では、ユーロ/ドルは1.1690付近で取引されており、次の重要なサポートゾーンは、1.1637から1.1662辺りと見られます。一方、ポンド/ドルは短期的な上昇トレンドラインを下回っており、弱気派が1.3364から1.3375のゾーンに注目する可能性があります。
さらに、ドル高は円に対しても顕著です。ドル円は156円74銭辺りで推移しており、日本の財務省関係者からの口先介入の可能性があります。また、日銀植田総裁が日本経済とインフレの状況が日銀の予想通りとなる場合、今後利上げがはあり得ると発言したことから、この抑制的な上昇圧力が起きていることも特筆すべきでしょう。市場は次の利上げは7月後半になると現在予想しており、それほど納得してはいません。今週の重要な経済指標と春闘での賃金交渉についてのさらなる情報によって、今後の利上げが前倒しになる可能性もあります。
株式市場はまちまち、FRB利下げ観測は重要な局面
FF金利先物が7月中旬に次の0.25%の利下げを完全に織り込む中、今年初めの株価はまちまちとなっており、アジア株価指数が最も強い回復の兆しを示しています。米株価に関しては、今週の米経済データ以外では、FRBメンバーの発言が依然として重要となっており、静かなホリデーシーズン後、今週はFRBメンバーの発言が続くと見られます。特に、今年FOMC会合にて投票権を持つフィラデルフィア連銀ポールソン総裁が、インフレが減速し、労働市場が安定する場合、FF金利をさらに修正する必要性を強調し、週末にハト派的見解を示しました。