ペンタゴンチャート分析

投稿日: 2026年3月9日08時42分(JST)投稿. 詳細を読む JP Blog

ペンタゴンチャートを使ってドル円、ゴールド、ビットコインを分析します。

重要なポイント:

 <ドル円>

   週明けの動きに要注目。上値抵抗線を超えることが出来るのか。

 <ゴールド>

   今週は一つのヤマ場。上値抵抗線との攻防戦が続く。

 <ビットコイン>

   下値支持線を割り込むことなく推移することが出来るのか。

 

 <ドル円・ハイライト>

  1. ACラインに注目

堅調な展開が続くのであれば、右肩下がりで上値抵抗線として存在しているACラインを超えていくことが求められる。逆に、超えることが出来ないのであれば、上値の重たい展開に移行することになろう。

  1. B点にも注目

先週末にB点が位置する時間帯に到達した。したがって、同点が位置する時間帯が変化日となり、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになる。故に、週明けに動きには注目である。

現在は堅調な展開が続いている。

右肩下がりの上値抵抗線ABラインを超えてきたことに加え、この先には右肩上がりのBCラインも下値支持線として控えている。

この場合、159円を窺う動きを期待出来よう。

上値の重たい展開に移行する可能性も出てきている。

B点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があることに加え、ACラインが上値抵抗線として控えている。また、為替介入の可能性のある水準に近付いてきているだけに注意をしたい。

この場合、155円を割り込んでいくことになろう。

現在値 上値のメド 下値のメド 診断
157円80銭 160円 152円 買いスタンス

次の注目日は3月18日。

なお、155円10銭を終値で割り込むと、上値の重たい展開に移行することになる。

 

<ゴールド・ハイライト>

  1. CFラインに注目したい

堅調な展開が続くのであれば、上値抵抗線として存在しているCFラインを超えていくことが求められる。超えることが出来れば、右上に新しいペンタゴンが描き足されるとともに、高値更新の確率が高まるからだ。

  1. DFラインにも注目

昨年の秋より右肩上がりのDFラインがトレンドラインとなり、上昇が続いているのがわかる。したがって、堅調な展開を維持するのであれば、DFラインに沿って推移していくことが求められる。逆に、DFラインから下放れてしまうと、上値の重たい展開に戻ることになろう。

現在は堅調な展開を維持している。A点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯からも上昇が続いていることに加え、右肩上がりのEFラインも下値支持線として存在している。

この場合、5,500ドルを試す動きを期待出来よう。

上値の重たい展開に移行する可能性はある。

中心点B点の下方を通過していることから、AFラインを超えて右上に新しいペンタゴンが描き足される確率は10%前後である。したがって、CFラインが強い上値抵抗線として存在している。また、E点が位置する時間帯より値を下げてきている。

この場合、4,800ドルを試す動きになっていこう。

現在値 上値のメド 下値のメド 診断
5,150ドル 5,750ドル 4,600ドル 買いスタンス

次の注目日は3月17日。

なお、5,000ドルを終値で割り込むと、上値の重たい展開に移行することになろう。

 

<ビットコインドル・ハイライト>

  1. BEラインに注目

下値でのもち合いから上放れたと思われたビットコインだが、先週末にかけて再び下落。下値支持線と期待されたBEラインを割り込んだ。故に、堅調な展開を維持するのであれば、BEラインを超えていくことが求められる。そうなれば、真横に新しいペンタゴンが描き足される。

  1. AEにも注目したい。

堅調な展開を維持するのであれば、右肩上がりで下値支持線として存在しているAEラインを割り込むことなく推移していくことが求められる。逆に、割り込むと、右下に新しいペンタゴンが描き足され、弱気が広がることになる。

現在は堅調な展開となっている。

ダブルボトムに似たパターンを形成した後、下値からのもち合いを上放れてきた。また、下値支持線としてAEラインが存在している。

この場合、80,000ドルを窺う可能性も出てくる。

再び、上値の重たい展開に戻る可能性もある。D点が位置する時間帯より値を下げ始めたことに加え、上値抵抗線としてBEラインが存在している。

この場合、60,000ドルを試す動きになっていこう。

現在値 上値のメド 下値のメド 診断
67,000ドル 80,000ドル 55,000ドル 買いスタンス

次の注目日は3月5日。

なお、65,000ドルを終値で割り込むと、上値の重たい展開に移行することになろう。


川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト・経済評論家

1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。

1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。

ブログ:川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

オフィシャルサイト:コレモナニカノ円

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